車のメカニズムを知り自分で管理するユーザー車検のすすめ!第11話 検査ライン最終 [車の維持管理自分でやって維持費削減]
車検の検査ラインの最終工程は下回り検査で、写真の最終ピットに検査官の指示に従って車を停車させます。
検査官は、ハンマーで下回りのナット類や排気系統の打音検査と目視検査を行い、ブレーキホースやダストブーツにヒビや破損が無いかを検査します。
下回り検査が終わると終了ですので、写真下の矢印の刻印機に自動車検査票を差し込み検査結果を打刻します。
更に、総合判定印を上の写真の上の矢印の検査官が居る窓口で総合判定印を貰います。
その後、車検場の交付カウンターへ行き、クリップボードごと窓口に提出して、新しい車検証とフロントガラスに張り付けるシールを貰います。
これが新しい車検証です。
フロントガラスに張り付けるシールを貰い、古いシールを綺麗に剥がして、新しいシールを貼りつければ完了で、直ぐに公道を走れます。
今回のユーザー車検でかかった費用は下記の通りでした。
ワイパーブレード交換 6,764円
光軸検査料 1,500円
洗車代 900円
車検書類代 30円
自動車重量税 37,800円
自賠責保険料 24,950円
車検審査手数料 1,800円
合計73,744円でした。
通常業者さんに頼むと安い所でも10万円前後、外車の専門店では20万円から40万円と言うのが相場ですが、ユーザー車検なら最低限の車の維持に必要な車検費用は抑えられます。
しかし、こうした費用で車検が受けられるのは普段から車を整備し定期的に部品を点検して居るからこそ可能な金額だと思います。
専門店は高いのは、車の乗り心地や万一の故障に備えて早めに部品を交換するなどの諸費用が加算されるから高くなるので、必ずしも暴利を貪って居るとは言えません。
ユーザー車検でも、日頃から交換時期に来た部品は交換する等の基本的な管理は自己責任としてしっかりやりましょう。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.145~0.157マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)