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FRB(連邦準備制度理事会)噂で日経平均株価終値で840円の急落!餌食にされるのは誰? [世界経済と日本]

20130613-1.jpg[カメラ]このチヤートは過去5日間の日経平均株価の動きを示すものですが乱高下している事が分かります。

13日は終値で840円の急落となった理由にはアメリカの中央銀行とも言われる連邦準備制度理事会(れんぽうじゅんびせいどりじかい、Federal Reserve Board, FRB)が金融緩和策を早期に縮小するのではないかという懸念からだと言われております。

このFRBは、国際金融市場を牛耳る程の影響力がある為に、日本だけで無く世界的な株価の下落に繋がり昨日の欧米市場、今日のアジア市場の下落となって表れました。

この切っ掛けとなる「金融緩和策を早期に縮小するのではないか」という噂の出元は欧米の金融機関ではないかと思われます。

それは、FRBが金融緩和製作を縮小すると言う事は、銀行がFRBに預ける預金準備率を引上げる事を意味ししますので、当然貸出が減ります。

通貨の供給量を増やすと言うと、政府が紙幣を発行するかの様な間違ったイメージをお持ちの方が多い様ですが、通貨の供給はお金を借りる人が居ないと成り立ちません。

預金準備とは、例えばA銀行の預金が10億円あるとするとそれを全てFRBに預金準備として預けると10~30倍の貸出が出来てしまいますから、これを利用すると最高300億円まで貸出せるのです。

つまり、10億円の預金しか無い銀行が最高300億円の貸出が出来てしまい、準備率が引下げられ10倍とされてしまうと最高100億円しか貸出せなくなります。

これは、200億円分の資金がそれぞれの銀行から減る訳ですから当然株価は下りますし、経済に大きな打撃を与えてしまうからです。

最近の動きは、米国の外圧的な要素が強いと見られ、アベノミクス効果で日本が再生されては困ると言う意図で仕掛けられた可能性がありそうです。

FRBの設立は、1910年11月22日、J・P・.モルガンが所有するジョージア州沿岸のジキル島で世界中の富の6分の1を握っていると言われる大富豪が集まり極秘裏に会議が開かれ、FRB設立計画が討議さました。

1913年に、ウッドロウ・ウィルソン大統領が多くの上院議員が休暇で不在の隙にオーウェン・グラス法に署名し連邦準備制度理事会と12地区に分割された連邦準備銀行により構成される連邦準備制度が成立させました。

1920年代のアメリカでは62倍もの金融緩和でバブルをお越し、金融バブル崩壊に際しては、連邦準備制度の不作為によって事態を深刻化させ、大量の失業者や財産を失う大量の人々を出しました。

一方では、FRBの設立に関わった大富豪は事前に株を売り払い、世界恐慌の中で株を買い集め大儲けしたと言われております。

この為、FRBのバックは国際金融を行う投資銀行である事から、自分達の儲けの為に準備預金制度を利用して来たと言う批判が根強くあり、この動きには警戒が必要です。

13日のの日経平均株価を見ますと、こうした罠に嵌ってしまった感が否めませんし、噂やデマで未だに心理的に惑わされる人達が相変わらず多い事に、歴史は繰返される事を痛感致します。

こうしたものに乗せられない為には、歴史をしっかり研究すべきですし、物事の背景をしっかり把握するべきだと思います。

歴史的に見ますと、大富豪は強欲で常に利益と富の独占を狙う結果、戦争こそ最大の利益が出せるチャンスとしてそれを仕掛ける事もございました。

その手口は、国に戦争の資金を貸し出し、敵には武器を売り、国民に犠牲と利息を払わせるものでした。

話しは戻りますが、中央銀行の準備預金制度は誰かがお金を借りる事で、物を買ったり投資を行い、代金が相手先に支払われそれが預金され、再び貸出される事が繰り返される事で信用創造が起こりお金が作られます。

この信用創造により基のお金の数倍のお金が生まれる訳で、これにより経済が拡大しますが、何れ限界まで拡大を続ける訳ですから、これを常にチェックする事が暴落を予見する事に繋がります。

こう考えますと、金融緩和と言われる今でも、お金を借りる人が少ないのですから、大暴落などありそうも無いと考えるのが妥当な考え方ではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.165~0.154マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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