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本所地域プラザ指定管理者問題!区民文教委員会で継続審議へ!住民の声が政治に! [墨田区の灰色政治]

20130626-1.jpg[カメラ]26日区民文教委員会が開催され、議案第55号本所地域プラザの指定管理者の指定について話し合われました。

本所地域プラザの指定管理者問題は、近隣の住民皆さんから墨田オンブズマンへ問題点を指摘する情報が寄せられ、調査した結果の問題点を昨日のブログで掲載致しました。

昨日の当ブログのページビューは4千400件を超えており、こうしたアクセス数の増加は今まで知らされなかった情報に社会の関心が集まって居る事を示して居るのかも知れません。

やはりネット媒体の威力は強く、当然関係者もご覧になっていらっしゃる様で、当ブログを批判する委員の居りましたが、以外にも委員の中から問題点を指摘する声が意外に多く上がった事に驚きました。

指摘された問題は、ガバナンス会議と指定管理者の問題は別であり、これがいつの間にか混同され指定管理者の決定までされてしまえば、議会の独立は守れないと言う声が上がった事は大きな進歩かも知れません。

次に挙げられた大きな問題として、一般社団法人BIG SHIP選定の基準や経過が委員に知らされず、選定委員会の議事録を提出すべきだと言う声があがり、資料無では議論にならないとして、休憩を挿んで審議する事になりました。

休憩後、経営企画室長から資料を後日提出するとの事で、別の日に委員会を開催し審議する事になりました。

やはり、先日当ブログで指摘した通り、全く実績の無い一般社団法人BIG SHIPが指定管理者になって適正な運営が出来るのか明らかに出来ない問題が指摘されました。

例えばエレベター等の保守点検など、この社団から他社へ委託発注が必用な場合、実績も財産も全く無い法人ですから、相手先の企業の与信評価が低ければそのリスク分が上乗せされ割高になる事が考えられます。

指定管理者を使うよりも区が直接管理する方が信用力全く違いますので総合的に安く発注出来る訳ですから、指定管理させる方が高くなる恐れや最終的なリスクが区に回る恐れがあります。

最大の問題は、個人情報保護と言う点で、同じ地域の住民が管理する訳ですから、利用される地域住民の個人情報が流出又は利用される恐れがございます。

当然これは、法律に違反する行為であり大量の個人情報が流出する事件が発生すれば多額の損害賠償事件になる恐れがあります。

また、近隣住民の皆さんが指摘された通り、特定政党の支持者ばかりが役員で名を連ねている事や、前回の墨田区議会選挙に候補者として出馬して落選した方も委員に名を連ねており、こうした人に個人情報が利用される恐れが無いとは言えません。

更に、指定管理者が近隣住民と言う事は、同じ住民同士と言う事もあり、利用者が気兼ねしたり遠慮したりと言う気遣いから使いづらい結果を導く恐れがございます。

都会生活の利点でもあり欠点でもあるのが、余り他人を気にしないで生活出来る点で濃密な関係やしがらみを嫌う人達も結構多い事に配慮する必用があるのです。

これもガバナンス会議に参加された住民の方から直接伺ったお話ですが、「ガバナンス会議はまるで行政が利用し易い住民を選別し異議を言いそうな人物は外される」と話しております。

まるで支那や北朝鮮の様な統制国家と同じで、会議と称して人のものの考え方や性格を把握しコントロールし易い人達を選別する様な事が行われて居るとしたら大きな問題です。

やはり地域プラザと言う以上、地域の人達が伸び伸びと自由に使える事が大切で、ご近所しがらみや世間体を気にせずに利用出来る環境が必用ですから、地域とのしがらみが無い団体が管理すべきだと思います。

後日再開される区民文教委員会ではどの様になるのかわかりませんが、そもそも結論ありきの議論の傾向がある墨田区ですから各委員の動向が単なるポーズか否かを注視する必用がございます。

本所地域プラザ指定管理者は、仮にこの社団法人が否決されても区が直接管理する方法がございますし、人が居ないなら定年を迎える団塊の世代の区職員の再雇用先として活用する事も可能です。

20130620-2.jpg[カメラ]区民文教委員会が終われば要求した資料が出ると思いましたが、終了しても資料が出されないのは何故だろうか。

20130620-3.jpg[カメラ]指定管理者に問題が無いかごく当たり前の確認をする為に必用な内容なのに、何故すぐに出せないのでしょうか。

やはり社団法人の内容を確認せずに、毎年この社団法人に5,100万円余りを毎年支払う結果となる議決する事は、区民の皆様にとても説明責任を果たせません。

この問題は、墨田区が抱える隠された問題を象徴しており、お役人主導で住民を管理統制し自分達のやりたい放題を容認させる体制作りや既得権強化としか思えない様な気が致します。

この問題が継続審議となった事は、住民の皆様の声が政治に反映され始めた事を意味するのではないでしょうか。

皆様のお寄せ下さる情報は、きちんと調査して行政に反映されるようこれからも努力して参りますし、必要な情報を逐次等ブログで提供して参ります。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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