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疑惑発生!区が指定する本所地域プラザの指定管理者は実在しない社団法人だった! [墨田区の灰色政治]

20130620-3.jpg[カメラ]議案の議決に必用な事柄について6月10日付で資料要求しているにも係わらず、資料要求に応じない本当の理由がわかりました。

20130620-1.jpg[カメラ]これは墨田区議会に出された議案第55号ですが、区が指定する一般社団法人BIG SHIPを墨田オンブズマンが調査した結果、実在しない一般社団法人である事が明らかになりました。

詳細をご説明しますと、昨日友人の元刑事が登記簿を取りに行くと、その様な社団が存在しないので仕方なく所在地の土地と建物の登記簿だけを取りました。

しかし、まさか議案に書かれた法人が登記されて居ない事があるのだろうかと疑問に思い、翌日再び友人が法務局に行き登記を詳しく調べて見ると、全く登記がされていない事が明らかになりました。

そこで、登記官に墨田区の出した議案に載っているので、何かの間違だろうと、よく調べてもらいましたが、登記された法人では無いことが登記官から知らされました。

つまり、実在しない一般社団法人を指定管理者にする事を議案に提出した事になり、実在しない法人を指定管理者する事がそもそも指定出来るのかと言う大きな問題があります。

更に、一般社団法人格が無いのに法人格を名乗る事は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律六条及び七条で誤認させる名称の使用は禁止されています。

第七条では不正の目的を持って一般社団法人と誤認されるおそれのある名称を使用してはならないとあり、第三百四十四条に規定される罰則が適用されます。

これ以上に問題なのが、委員会に嘘の報告をして「区の定めた基準を満たしている」と答弁した理事者です。

実在しない一般社団法人がそもそも基準を満たず以前時点で失格の筈が、区の基準を満たしたと虚偽の答弁をし、虚偽の事実を議案に挙げて、議員も区民も欺こうとする行為は許されません。

20130628-1.jpg[カメラ]着々と工事が進む本所地域プラザですが、立派なハコモノの裏では、区民にも区議会議員にも知らせずに極秘裏に役人利権が作られている事実が裏付けられました。

墨田区の区議会が役人にナメめられて居て、旧庁舎跡地の底地の売却でも議員の事実を知らせず虚偽の報告で議決させて居た事を私は突き止め、訴訟を起こした事がありましたが、今回の事件も同様です。

これは、議員が議案の採否に必要な資料請求をしなかったり、調査する能力が無かったりして来た事が、いつの間にかに詳細な資料を出さないと言う形に「前例主義」を利用してされて来た経緯がある様です。

役人にしてみれば、どうせ賛成しかしない議員に詳しい資料は手間がかかるし無駄として、深く調査させない慣習を作り出し、自分達が決めたことを、議員を煽てながら追認させるだけにして来た訳です。

形骸化した議会を利用して、議会での議決さえ通してしまえば、区民の代弁者が議決したという事で、この議決が優先されますので自分達が責任を問われにくくなるのです。

区議会の最大の問題は、議会が行政のチェック機能が果たせていない事で、お役人から出される議案全て賛成という議員が議会の大多数を占めている現在の状況では大変難しいのです。

資料要求にしても、議会資料とか委員会資料なら出せるが、議員個人の資料請求には応じようとしないのは、議長や委員長が求められる資料の重要性が理解出来なかったり、自分達が都合の悪くなるものは受け付けない恐れがあります。

更に、議員全員に配る資料となりますので、そんな資料要らないとか内容が理解出来ない議員も居ますので、かなりハードルが高くなり過ぎる事、そして時間がかかり過ぎますので審議中に間に合わないとする方法で結果的に出て来ません。

やはり有権者がどの様な議員を選ぶかで政治は大きく変わりますし、投票率が下がる事は官僚利権を最も有利にさせ、民意が反映されない政治になってしまう事に気付いて頂ければ幸甚です。

この問題は、大変長くなりますので引き続きこの問題を特集致します。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.160~0.152マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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