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ラジエターの洗浄剤の効果はどの位あるの?ラジエター水交換時に検証してみました。 [車の維持管理自分でやって維持費削減]

20140804-1.jpg[カメラ]ラジエターのリサーバータンク内のラジエター水が汚れて居る事に気付き前回の交換時期を記録から調べて見ますと、2012年10月で約1年10ヶ月経過している事が分かりました。

ラジエター水の適正交換時期は2年ですから、1年10ヶ月でこんなに汚くなるのですから2年で交換と言うのは妥当だと思いました。

20140804-2.jpg[カメラ]今回は、ラジエター水の交換とラジエターの洗浄剤を実際に使ってみてその効果を試験してみたいと思います。

[exclamation]これ以降は、比較的簡単な作業ではありますが、エンジンが冷えて居ないとやけどのそれがございますし、エンジンルーム内の電子機器を濡らしてしまいますと機器を破損する恐れがございますので自己責任でお願いします。

20140804-3.jpg[カメラ]ラジエター水は前回同様ホルツ社製ロングライフクーラント95のグリーン色錆止め漏れ止め入りのものを使用します。

先ず、ラジエターの上側のホースを外しますが、私はエンジン側の取付部分をホースバンドを緩めてから外します。

これは、後でラジエターコアを洗浄する際に作業し易いからです。

20140804-4.jpg[カメラ]次にラジエターの下側のホースも作業性を考えエンジン側のホースの取付からホースバンドを緩めて外します。

するとご覧の様に汚れたラジエター水が出て来ます。

20140804-7.jpg[カメラ]ラジエターの上側のホースに水道のホースを挿入し、水道水を注入します。

20140804-5.jpg[カメラ]そうしますとご覧の様なラジエターコア内に蓄積された赤錆の混ざる汚れた水が出て来ます。

20140804-6.jpg[カメラ]ラジエターのリサーバータンク内に水道水のホースを挿入し、リサーバータンク内とそこからラジエター内に繋がる配管内を洗浄します。

洗浄が終わったら、再び上下のラジエターホースををエンジンに繋ぎ、リサーバータンクに水を規定レベルまで入れ10分程度エンジンをアイドリングさせます。

エンジンを止めて安全な温度まで下がってから再び双方のホースを外し、水を抜く作業を濁った水が出なくなるまで繰り返します。

20140804-9.jpg[カメラ]全く汚れた水が出なくなった状態でホルツ社製のラジエターの洗浄剤を先ずラジエターの上側のホースからラジエターコアの洗浄を狙って3分の2程度を流し込みます。

20140804-10.jpg[カメラ]残りの3分の1程度をラジエターのリサーバータンク内に注ぎ、ラジエターのリサーバータンク内とラジエターに繋がる配管とラジエターコアの洗浄を狙いました。

メーカーの取り扱い説明によると注入後30分間エンジンをアイドリングさせるか走行させる事になっていますので、アイドリングさせる事にしました。

余談ですが、ラジエターの洗浄剤の主成分はクエン酸ですから恐らく水道水等に含まれる水垢やカルキ(カルシューム等)を酸がアルカリを中和させる科学反応を応用して水垢を溶かしてしまう理論です。

では実際にどの程度の洗浄効果があるのでしょうか。

20140804-11.jpg[カメラ]無色透明の水しか出なかった状態でラジエターの洗浄剤を投入し約30分アイドリングした後にラジエーターホースを外して見ますとご覧の様なか濁った水が出て来ました。

予想外の効果に驚きましたし、この状態で更に洗浄して無色透明の水しか出ない状態にしてから新しいラジエター水を入れる事の重要性を認識致しました。

ラジエターの洗浄剤は1本600円前後ですから2年毎にきちんと洗浄すればラジエターの機能を最大限に発揮出来るのではないでしょうか。

20140804-12.jpg[カメラ]ラジエターの洗浄剤は、クエン酸が主ですから酸性で錆の原因になるので完全に洗浄し、この様な綺麗な水しか出て来ない状態します。

20140804-13.jpg[カメラ]最後に上下のラジエターホースを抜き内部の水を流し終えたら、再びラジエターホースを繋ぎ、ホースバンドで締め付けを行いロングライフクーラントを2リットルを入れ、濃度が規定の50%以下にならないよう注意しながら水を入れます。

この時期は気温の高い上にクラーの使用や家族連れで遠出をする時期ですし、帰省ラッシュや渋滞に嵌り易い時期でもありますのでラジエター周りの管理は怠るべきではありません。

ラジエター水の量や汚れ具合を是非点検して、同時にエンジンオイルの量や汚れ具合、そしてバッテリーの交換時期に来て居ないかを点検する必要があります。

特に渋滞時にクラーを使いますとエアコンのファン等や夜間の照明等の電力の消費が多くバッテリーには殆ど充電されないかい持ち出しの状態になりますのでバッテリーが上がってしまう事が多くなります。

バッテリーの寿命は2年ですし、技術が進歩し性能が向上した様でも、リチウム電池や燃料電池以外は基本的な原理は変わって居ませんから走行の安全の為に消耗品と割り切って交換される事をお勧めします。

但し、バッテリーの生産国は環境基準の甘い韓国製が多く地球環境の為にも環境規制の厳しい日本製を買うべきだと思います。

ちなみに、有名ブランドでもボッシュ社製、ACDelco社製、ヤナセのユーロブラック、アトラス、G&Yuのバッテリーは生産国は反日国家韓国ですので安くても買わない様にお願い致します。

日本製のバッテリーはパナソニック社製の自動車用バッテリーなら安心の国産品(Made in Japan)です。

やはりメーカーの仕様書や技術情報を精査致しますと日本製のバッテリーは性能や品質、素材の純度等これを支える先端の技術が投入され、韓国製とは比較にならない程差があり、価格差を考えても性能等は遥かにお得になっています。


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