国民健康保険運営協議会報告！増え続ける医療費で今年も被保険者の保険料増へ！

28日国民健康保険運営協議会が開催されましたのでご報告いたします。

国民健康保険被保険者の医療費はご覧のグラフの通り増え続け、対国内総生産（GDP)を遥かに上回る状況が約30年も前から続きGDPの上昇に比例する様に伸び続けて居ます。

この日も国民健康保険条例の一部を改正する条例（案）の審議が議題に供せられましたが中身は被保険者の保険料の値上げで平均3千円程度の値上げで特別区同一保険料の為事実上決定を認めざる得ないものです。

この図は国民健康保険の滞納状況や収納状況等を示すグラフですが、滞納繰越額が平成22年度頃から右肩上がりで上昇しており、収納状況が過去8年横這いでは、今回の値上げは保険料を真面目に納付する被保険者のコンセンサスが得られないのではないかと指摘致しました。

理事者の答弁では滞納繰越額を減らし収納率を向上させる努力をするとの答弁が得られました。

しかし、結果を出していただかなければ、意味がございませんので今後も追跡調査して行きたいと思います。

これが本日配布された国民健康保険運営協議会委員委嘱状ですが、平成23年12月から3度目の委嘱状になります。