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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第8 [墨田区役所]

20160606-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策110は「伝統文化を継承、発展させ、新たな文化・芸術を創造する」とされていますが、実際はどうなのか知って欲しいと思います。

先ず、墨田区基本計画具体的政策の第一に掲げられて居るものが墨田区が最もやりたいことが出ている訳です。

施策111の中身は、言うまでも無く新たな天下り施設であるすみだ北斎美術館が来ており、区民の皆様に対する施策は出て来ません。

つまり、墨田区の官僚最もやりたい事がすみだ北斎美術館を開館させ継続的に補助金が流れる仕組みを作りたい為に基本計画施策のトップに伝統文化を継承とか新たな文化・芸術を創造とか大義名分を使い強調しています。

しかし、実態はすみだ北斎美術館の館長は元両国中学校の校長に過ぎず私が面接した限りでは全く北斎についての見識も専門的な知見も無い方でした。

つまり、「伝統文化を継承、発展させ、新たな文化・芸術を創造する」と言いながら北斎の伝統文化とは何かの見識を持つ人が不在ですから継承などその元となるものが無いのですから無理です。

更に、「新たな文化・芸術を創造する」と言う事は人類の歴史を振り返ればわかりますが、天才的な才能の出現無くして語れるものでしょうか、つまり文化ちか芸術についての本質的なものが理解出来ていないからこそ安易な語句の羅列になって居るのです。

結論から言えばそもそも文化・芸術を知らないものが自分達の都合の良い事をしたい為に崇高な語句を並べたに過ぎません。

続いて施策112をご覧ください、ここでは「新しい文化芸術を育てる」としながらその中身を見ますと中核となるのは天下り施設であるすみだトリフォニーホールが来ており、ここでも区民の皆様に対する施策は出て来ません。

墨田区を支配する官僚のやりたい事がここでわかります。

それはすみだトリフォニーホールの竣工は平成9年5月ですからもう19年経過しており、今回の基本計画に大規模修繕で多額の費用が見込まれる為に伏線を張る必要から最初に掲げられて居るのです。

すみだトリフォニーホールは間もなく大規模修繕が必要で、以前委員会でこの修繕費用が問題になり当時鈴木総務部長は約25億円と言っておりましたが、実際はこれでは収まりそうもありません。

トリフォニーホールの竣工当時の建設費の総額は199億6,300万円で平米単価は99万円と高額で極めて意匠性の高い建物によくある単価です。

更に、大規模修繕は竣工から20年~25年目に行われる事等を総合的に考えますと、どの程度まで修繕を行うかで大きく変わりますが推定で30~40億円かかるのではないかと思われます。

こうした事からも区民の事など考えず天下り先に手厚い事がうかがわれるのではないでしょうか。


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