SSブログ

墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第10 [墨田区役所]

20160609-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策112は「すみだの新しい文化・芸術を育てる」とされていますが、実際はどうなのか知って欲しいと思います。

「すみだの新しい文化・芸術を育てる」の具体的な施策の中の「区が取り組む主な事業」を見ますとまさに官僚の天下り独占で区民が好餌されている実態がうかがわれます。

20160609-2.jpg区が取り組む主な事業では、真っ先に登場するのが墨田区の事実上天下り外郭団体である公益財団法人墨田区文化振興財団が指定管理者になっているすみだトリフォニーホール事業が登場しています。

すみだトリフォニーホールの指定管理者も、公募されたもののその基準が「区と密接な関係」が強調された極めて排他的な入札仕様書である為に応札したのは、公益財団法人墨田区文化振興財団だけした。

つまり、公募も入札も公益財団法人墨田区文化振興財団しか取れない仕組みになって居るので応札者が現れないのは応札しても取れない事がわかって居るからです。

こうした実態がありながらも区議会で指摘すると第1回定例会で墨田区の教育委員会事務局の発注が特定の業者に集中している問題を指摘しますと次の様に述べて居ます。

区長は「墨田区では、規則や要綱で具体的な指名の基準等を定め、公開しています。私は、これらの手続に瑕疵はないものと認識していますので、今後も透明性と公平性を確保しつつ競争入札等により契約手続を行っていきます」と述べています。

全く反省して居ないどころか、お役人の言いなりですし、少なくとも実社会で指導的な立場で受注業務を知っていれば、墨田区が「透明性と公平性を確保」などされて居ない事は周知の事実で、これまでの入札の結果を見て居ない様です。

次に、登場する文化・芸術活動のネットワーク構築事業の部分をご覧ください。

ズバリ公益財団法人墨田区文化振興財団が中心的に仕切る仕組みが書かれ文化・芸術活動に係る部分を独占し支配する事で文化・芸術活動に係る区の補助金を全て吸収してしまう仕組みが書かれています。

これは文化・芸術活動の発展に逆行するものですし、そもそも文化も芸術もわからない役人が牛耳ること自体が間違っているのではないでしょうか。

こうした事は、国からの文化・芸術活動への補助金を天下り外郭団体が吸収し天下り官僚の受け皿としてこうした外郭団体が作られ、こうした業務を独占してしまうのです。

そうした結果困るのはホールの利用者で公演などで少しでも時間が長引いたりしますと、サラリーマン根性が染みついてしまった方々に次からは使わせないなどと小言や大目玉を食らう結果になります。

墨田区だけでは無く特にホールが使いにくいと感じたら天下り外郭団体が管理している筈です。


nice!(10) 
共通テーマ:ニュース

nice! 10

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。