担がれ区長はこうして使い捨てられる!利用料の値上げラッシュで区民の不満は爆発! [墨田区役所]
これは6月24日に開催された企画総務委員会で提出された「施設使用料の改定について」と言う資料です。
この資料は墨田区の財政的理由から受益者負担率がその設定率から乖離し値上げが必要だとするシナリオが描かれて居る事が読み取れます。
次の第3回定例会では「施設使用料の改定について」と言う議案を提出しようとして居る事がわかります。
ご覧の対象施設と書かれた中の施設が施設使用料の改定が行われる可能性がある施設である事が分かります。
こうした施設の利用者の多くは多くの人々を束ねる事が出来る人望のある人々が多い事からこうした施設の値上げは結果的に選挙の際の票田を奪われる可能性が高いのです。
前山崎区長時代は就任直後の1回だけで以後15年間値上げをして居ないのは、こうした背景を理解して居た為に先送りにして来たからです。
墨田区の官僚は担がれ区長として利用できる山本区長の時がチャンスだと考え、過去の本当の経緯は隠し、民間区長は使い捨てにすれば良いと考えて居るのではないでしょうか。
その理由はマキャベリの「君主論」を知る方ならわかるかも知れませんが、有力な対抗馬がおらず幸運にも区長になられた山本区長の末路がこうした出来事から読み取れるのです。
マキャベリの「君主論」では君主が運や他人の力に依存することを非常に嫌うのは、本当の実力と力量(能力)のある者で無ければその地位を守る事は出来ず、マキャベリの時代には国の滅亡に繋がったからです。
マキャベリは「君主論」の中で「国を譲り渡してくれた人物の好意と運に恵まれたにすぎない、しかし、この二つはいずれもきわめて変化しやすい、不安定なものである」と述べて居ます。
この利用料の値上げが山本区長の器量と先見性が分かり、今後大いなる困難に見舞われる可能性を予想出来るキーワードの一つとなるでしょう。