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区民文教委員会報告!公共施設利用料値上げ議案が次々に可決される委員会の現実 [墨田区議会]

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20160921-2.jpg議案第68号すみだトリフォニーホール条例の一部を改正する条例は値上げ議案で向かって右側が現行の料金で左側が改正案です。

次々にこうした値上げ議案が出されましたが共産党のみが反対で、自民党、公明党、民進党、民進党墨田の会の賛成で次々にシャンシャン決まってしまう事に驚きました。

20160921-3.jpg議案第72号すみだ生涯学習センター条例の一部を改正する条例は値上げ議案で向かって右側が現行の料金で左側が改正案です。

月曜日と火曜日に行われた私の区政報告会では、台風の接近に伴う強風と大雨にも関わらず普段と対して変わらない数の皆さんが来られましたが、皆さんの関心は区の施設の値上げ問題でした。

私は毎月2回区政報告会を実施しているので区民の皆様の声を直接聞くチャンスが多いのので、区民の声と区民文教委員会の委員声のギャップに驚きました。

これが民意が反映されない政治が行われる原因であると強く感じました。

つまり、委員の皆さんが本来主体である区民の声を聴こうとせず、行政側の役人の声や助言だけを聞いてしまうのではないでしょうか。

更に、この値上げで誰が損をして誰が得をするのかを区民文教委員会でのやり取りの中から探りました。

この値上による予想される収入は8,000万円で、区の直営施設は1,200万円程度収入増にしかなりませんが、その反対に指定管理者7,400万円の収入増になります。

つまり区の公共施設の指定管理者は区の天下り法人である文化振興財団、まちづくり公社、自民党松島みどり衆議院議員の後援会が事実上経営している一般社団法人BIGSHIP等に値上げ分が7,400万円が流れる仕組みです。

つまり、天下り利権と利権を持つ団体の収入を増やす為に値上げが行われている事がわかります。

唯一反対している共産党会派の村本委員はこうした根本の問題に気付かない様で、貧困層が負担増で苦しむと言う程度の質問に終始し物事の本質を突けない事に苛立ちを感じました。

墨田区の官僚は全く区民のこの等考えておらず、天下り先を確保する事を天下り先に継続的に資金が流れる様にする事が出世に繋がる悪習がり区民ファーストと言う考え方無いのです。

本来は議員がこうした動きを正すのが議会の仕組みですが、多数決で決められてしまう事や本来は野党に回るべき会派が与党からの攻撃を恐れ寄らば大樹的に与党に依存したりその分け前をもらう状態では良くなりません。

私は毎月2回区政報告会を実施し、こうした問題の原因を詳しく調査して皆様に解説しておりますので是非ご参加ください。

また、区議会やこうした委員会を傍聴されますと、こうした問題が見えて来ると思います。

20160921-4.jpg議案第62号墨田区地域プラザ条例の一部を改正する条例ですが、誰が恩恵を受ける誰がその負担をさせられるのでしょうか。

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20160921-7.jpg議案第73号墨田区総合体育館の管理運営に関する条例の一部を改正する条例ですが、誰の為の値上げ条例なのか冷静に見極めてほしいと思います。

経営企画室長の答弁では、先ず値上げ議案を決めてから施行までの期間に区民に説明するそうです。

全くやり方が逆で、先ず区民の皆様に説明をしてご理解をいただいた上で議案を提出するのが筋ではないでしょうか。

値上げには利用者が納得できる理由が必要ですし、汚い使いにくい施設がそのままで値上げとは余りにも官尊民卑なやり方だと思います。


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