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平成28年度第13回墨田区選挙管理委員会を傍聴しました! [墨田区役所]

20160826-1.jpg25日平成28年度第13回墨田区選挙管理委員会が開催されましたので傍聴しましてみましたのでその概要をご報告致します。

毎月2回は開催される墨田区選挙管理委員会を傍聴しようと傍聴手続きをすると、これまで殆ど傍聴される方がいらっしゃらなかった様で20分近く手続きに時間がかかりました。

この日の議題はご覧の項目で議題1は「在外選挙人名簿の登録及び抹消について」が議題に供せられました。

20160826-2.jpgこれは在外選挙人名簿の登録数で墨田区に住民登録された方が仕事等の関係で海外に居住された方が選挙の際に大使館等で選挙を行う為の登録者数です。

平成28年8月25日現在では前年度比7名の減少前年度比2名の増加で海外から戻って来た方の割合が多い事が分かります。

その結果在外選挙人名簿の登録数は336人になった訳ですから議論の余地なく議題は承認されました。

2の協議事項では「公職選挙法等の改正要望事項について」の説明がありました。

20160826-3.jpgこれは「公職選挙法等の改正要望事項の提出につて」と題され公職選挙法等の改正要望事項の提出を促すものです。

出羽委員から郵便投票の枠を介護度4位まで引き下げる要望がだされましたが、既に要望としては上がっているとの理事者側の答弁でした。

それでは全国の自治体ではどの様な要望が上がって居るのかご覧ください。

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20160826-9.jpg余りにも「引き続き検討とされた事項」が多すぎて改正要望事項の提出したとしても気の長い話になりそうです。

この日の墨田区選挙管理委員会午前10時2分に始まり午前10時40分に終わりましたので賞味38分でした。


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担がれ区長はこうして使い捨てられる!利用料の値上げラッシュで区民の不満は爆発! [墨田区役所]

20160706-1.jpgこれは6月24日に開催された企画総務委員会で提出された「施設使用料の改定について」と言う資料です。

この資料は墨田区の財政的理由から受益者負担率がその設定率から乖離し値上げが必要だとするシナリオが描かれて居る事が読み取れます。

次の第3回定例会では「施設使用料の改定について」と言う議案を提出しようとして居る事がわかります。

20160706-3.jpgご覧の対象施設と書かれた中の施設が施設使用料の改定が行われる可能性がある施設である事が分かります。

こうした施設の利用者の多くは多くの人々を束ねる事が出来る人望のある人々が多い事からこうした施設の値上げは結果的に選挙の際の票田を奪われる可能性が高いのです。

前山崎区長時代は就任直後の1回だけで以後15年間値上げをして居ないのは、こうした背景を理解して居た為に先送りにして来たからです。

墨田区の官僚は担がれ区長として利用できる山本区長の時がチャンスだと考え、過去の本当の経緯は隠し、民間区長は使い捨てにすれば良いと考えて居るのではないでしょうか。

その理由はマキャベリの「君主論」を知る方ならわかるかも知れませんが、有力な対抗馬がおらず幸運にも区長になられた山本区長の末路がこうした出来事から読み取れるのです。

マキャベリの「君主論」では君主が運や他人の力に依存することを非常に嫌うのは、本当の実力と力量(能力)のある者で無ければその地位を守る事は出来ず、マキャベリの時代には国の滅亡に繋がったからです。

マキャベリは「君主論」の中で「国を譲り渡してくれた人物の好意と運に恵まれたにすぎない、しかし、この二つはいずれもきわめて変化しやすい、不安定なものである」と述べて居ます。

この利用料の値上げが山本区長の器量と先見性が分かり、今後大いなる困難に見舞われる可能性を予想出来るキーワードの一つとなるでしょう。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第11 [墨田区役所]

20160610-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策120は「すみだの多彩な魅力を内外に発信し、成熟した国際観光都市をつくる」とされていますが、実際はどうなのか知って欲しいと思います。

その具体的な施策121の中の「すみだの多彩な魅力を内外に発信し、成熟した国際観光都市をつくる」を見ますとまさに官僚の天下り独占で観光施策が行われ外郭団体が観光推進を名目に区の補助金の受け皿になる実態がうかがわれます。

20160610-2.jpg施策121の海外でのプロモーション事業から多様な情報媒体を活用した情報発信事業に至るまでここに全て関わるのは、墨田区の天下り外郭団体である一般社団法人墨田区観光協会である事は言うまでも無いと思います。

墨田区の施策を調査分析してみますと、区民不在処か墨田区の天下りの為の施策だけが優先され、墨田区の産業観光施策は、区民の為に行われるのでは無く墨田区の天下り官僚の為に作られて居る様に感じざる得ません。

こうした背景にはこれまで区議会議員が具体的な施策の提案をする訳ではなく墨田区の官僚にお任せで作らせ出て来たものをシャンシャン議会で可決して来た結果こうした状況になったものと考えられます。

冷静に考えれば、自分達は何も出せないからお役人様に丸投げされれば、この時こそチャンスとばかり自分達が退職後も安泰の為に天下り先を確保してそこに金が流れる仕組みを作ろうとする事は自然なのかも知れません。

つまり、区議会議員が怠慢と言うよりも政策や施策を作る能力が無く、選挙運動さえ上手であればあとは議案全て賛成して居れば争う事も無く安泰であったからではないでしょうか。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第10 [墨田区役所]

20160609-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策112は「すみだの新しい文化・芸術を育てる」とされていますが、実際はどうなのか知って欲しいと思います。

「すみだの新しい文化・芸術を育てる」の具体的な施策の中の「区が取り組む主な事業」を見ますとまさに官僚の天下り独占で区民が好餌されている実態がうかがわれます。

20160609-2.jpg区が取り組む主な事業では、真っ先に登場するのが墨田区の事実上天下り外郭団体である公益財団法人墨田区文化振興財団が指定管理者になっているすみだトリフォニーホール事業が登場しています。

すみだトリフォニーホールの指定管理者も、公募されたもののその基準が「区と密接な関係」が強調された極めて排他的な入札仕様書である為に応札したのは、公益財団法人墨田区文化振興財団だけした。

つまり、公募も入札も公益財団法人墨田区文化振興財団しか取れない仕組みになって居るので応札者が現れないのは応札しても取れない事がわかって居るからです。

こうした実態がありながらも区議会で指摘すると第1回定例会で墨田区の教育委員会事務局の発注が特定の業者に集中している問題を指摘しますと次の様に述べて居ます。

区長は「墨田区では、規則や要綱で具体的な指名の基準等を定め、公開しています。私は、これらの手続に瑕疵はないものと認識していますので、今後も透明性と公平性を確保しつつ競争入札等により契約手続を行っていきます」と述べています。

全く反省して居ないどころか、お役人の言いなりですし、少なくとも実社会で指導的な立場で受注業務を知っていれば、墨田区が「透明性と公平性を確保」などされて居ない事は周知の事実で、これまでの入札の結果を見て居ない様です。

次に、登場する文化・芸術活動のネットワーク構築事業の部分をご覧ください。

ズバリ公益財団法人墨田区文化振興財団が中心的に仕切る仕組みが書かれ文化・芸術活動に係る部分を独占し支配する事で文化・芸術活動に係る区の補助金を全て吸収してしまう仕組みが書かれています。

これは文化・芸術活動の発展に逆行するものですし、そもそも文化も芸術もわからない役人が牛耳ること自体が間違っているのではないでしょうか。

こうした事は、国からの文化・芸術活動への補助金を天下り外郭団体が吸収し天下り官僚の受け皿としてこうした外郭団体が作られ、こうした業務を独占してしまうのです。

そうした結果困るのはホールの利用者で公演などで少しでも時間が長引いたりしますと、サラリーマン根性が染みついてしまった方々に次からは使わせないなどと小言や大目玉を食らう結果になります。

墨田区だけでは無く特にホールが使いにくいと感じたら天下り外郭団体が管理している筈です。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第9  [墨田区役所]

20160607-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策110は「伝統文化を継承、発展させ、新たな文化・芸術を創造する」につてい区が取り組む主な事業はこれです。

特に黒丸の部分にご注目ください。

すみだ北斎美術館を美術館、博物館プロムナードの中核及び観光拠点に位置づけていますが、その根拠は全く示されておりませんので言うだになる可能性が高いと思われます。

続いてすみだ郷土資料館が登場しますが、いつ行ってもガラガラの状態で毎年約8千万円の管理運営事業コストが必要で利用者一人当たり56円の収入に対して経費は約10倍の5,700円の経費がかかる天下り施設と言わざるを得ません。

この施設の廃止されたら困るので基本計画の重要な部分に位置づける事で廃止を免れ様としているのです。

中小企業センターの廃止よりもこちらが先だと思いますが、墨田区は教職関係の幹部職員の天下り先が必要な為に何とか温存させたい事がうかがわれます。

墨田区基本計画にはこうした幹部職員の思惑を知る手がかりとして利用出来ます。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第8 [墨田区役所]

20160606-1.jpg墨田区基本計画の基本計画施策の基本目標Ⅰの「すみだ」らしさの息づくまちと題された部分の政策110は「伝統文化を継承、発展させ、新たな文化・芸術を創造する」とされていますが、実際はどうなのか知って欲しいと思います。

先ず、墨田区基本計画具体的政策の第一に掲げられて居るものが墨田区が最もやりたいことが出ている訳です。

施策111の中身は、言うまでも無く新たな天下り施設であるすみだ北斎美術館が来ており、区民の皆様に対する施策は出て来ません。

つまり、墨田区の官僚最もやりたい事がすみだ北斎美術館を開館させ継続的に補助金が流れる仕組みを作りたい為に基本計画施策のトップに伝統文化を継承とか新たな文化・芸術を創造とか大義名分を使い強調しています。

しかし、実態はすみだ北斎美術館の館長は元両国中学校の校長に過ぎず私が面接した限りでは全く北斎についての見識も専門的な知見も無い方でした。

つまり、「伝統文化を継承、発展させ、新たな文化・芸術を創造する」と言いながら北斎の伝統文化とは何かの見識を持つ人が不在ですから継承などその元となるものが無いのですから無理です。

更に、「新たな文化・芸術を創造する」と言う事は人類の歴史を振り返ればわかりますが、天才的な才能の出現無くして語れるものでしょうか、つまり文化ちか芸術についての本質的なものが理解出来ていないからこそ安易な語句の羅列になって居るのです。

結論から言えばそもそも文化・芸術を知らないものが自分達の都合の良い事をしたい為に崇高な語句を並べたに過ぎません。

続いて施策112をご覧ください、ここでは「新しい文化芸術を育てる」としながらその中身を見ますと中核となるのは天下り施設であるすみだトリフォニーホールが来ており、ここでも区民の皆様に対する施策は出て来ません。

墨田区を支配する官僚のやりたい事がここでわかります。

それはすみだトリフォニーホールの竣工は平成9年5月ですからもう19年経過しており、今回の基本計画に大規模修繕で多額の費用が見込まれる為に伏線を張る必要から最初に掲げられて居るのです。

すみだトリフォニーホールは間もなく大規模修繕が必要で、以前委員会でこの修繕費用が問題になり当時鈴木総務部長は約25億円と言っておりましたが、実際はこれでは収まりそうもありません。

トリフォニーホールの竣工当時の建設費の総額は199億6,300万円で平米単価は99万円と高額で極めて意匠性の高い建物によくある単価です。

更に、大規模修繕は竣工から20年~25年目に行われる事等を総合的に考えますと、どの程度まで修繕を行うかで大きく変わりますが推定で30~40億円かかるのではないかと思われます。

こうした事からも区民の事など考えず天下り先に手厚い事がうかがわれるのではないでしょうか。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第7 [墨田区役所]

20160528-1.jpg[カメラ]墨田区基本計画の基本計画施策体系と呼ばれるものですが、次に掲げるこれまでの基本計画「平成23年度(2011年度から平成27年度(2015年度)」と比較してみてください。

20160528-3.jpg[カメラ]ご覧のものがこれまでの基本計画「平成23年度(2011年度から平成27年度(2015年度)」ですが、新基本計画は語句の表現を変えただけで殆ど変って居ない事がお分かりになるのではないでしょうか。

この事からも前山崎区長から新たに民間から山本区長を出しても、その指導力やリーダーシップの無さからお役人に担がれただけで何ら独自の施策や政策を打ち出す事なく旧山崎区長体制を継承して居る事がお分かりになるのではないでしょうか。

つまり山本区長はただ担がれて居るだけで、その実権は取巻きの幹部職員ががっしりと握って居る事がこうした事からわかります。

もしも山本区長が独自の行政を行うおつもりなら直ぐに取巻きの幹部職員を切り新しい布陣をするべきですが、これが出来ないのは、指導力や人の上に立てるだけの能力が無いからではないでしょうか。

20160528-2.jpg[カメラ]上の続きの部分です。

20160528-4.jpg[カメラ]旧基本計画「平成23年度(2011年度から平成27年度(2015年度)」の続きの部分ですが、これも新基本計画は語句の表現を変えただけで殆ど変って居ない事がお分かりになるのではないでしょうか。

ここから見えて来るのは幹部職員が区民の皆様の為に一生懸命働いていない事がわかると思います。

区長が新しく変わったなら新区長はこれまでのおかしな施策を徹底的に見直させ新たな体制を構築するよう幹部職員を指導しなければなりませんが、おそらくお任せで何ら指導して居ない事がすぐにわかります。

本来基本計画は、これからの社会情勢を様々なデーターを集め分析し10年後の墨田区はどう変わらなければならないかを予測して、先手を打ってこれに対応出来る施策を講じる必要がある重要なものです。

これまでも墨田区はこの基本計画がお役人の天下り先作りや利権が優先さてしまい、区内産業の育成や社会情勢の変化に対応する為の施策を殆ど講じて来ませんでした。

その結果、国際ファッションセンター、錦糸町駅北口開発のアルカタワーズビル群は墨田区や東京都の天下り法人が大家さんとなり家賃や補助金と言う利権を吸い続けています。

その一方では、区内産業や商店街の衰退に歯止めがかからず、不満を抜く為のガス抜き程度の補助金を支払う程度で誤魔化して居るのが実情ではないでしょうか。

実際には区民の皆様の為の施策はガス抜き程度しか行われず、美味しい汁を吸い続けて居るのは天下りである事に気づくべきだと思います。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第6 [墨田区役所]

20160527-1.jpg[カメラ]墨田区基本計画のすみだの「夢」実現構想の裏側は、今日は「シティープロモーション戦略」ですが、言うのは簡単ですが実現の可能性はあるのでしょうか。

先ず将来像の部分をご覧ください。


「多様な主体と行政との協働による魅力的な情報発信が活発に行われ、すみだのイメージと認知度が向上することで、区民のまちに対する「愛着」と「誇り」が育まれ、区外の人々からの「共感」や「憧れ」が生まれています」とございます。

「多様な主体と行政との協働による魅力的な情報発信が活発に行われ」とありますが、これは一体何を示すのか漠然として居ていくらでも言い逃れができる様に作文されています。

この部分から「シティープロモーション戦略」自体が実態の無いものである事が読み取れます。

次に「これらがすみだのシティプロモーションをさらに推進する原動力となり、「暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたいまち」をますます発展させる、多くの「人と人とのつながり」が輝くまちになっています」とありますが主体自体が曖昧ですからその効果は期待出来ませんよと言って居る様なものです。

そして、推進してい<プロジェクトが、これまでの基本計画と殆ど変って居ない内容ですから、すみだの「夢」実現構想の裏側はこれである事がわかります。

つまり、掛け声だけの「夢」に終わる事が推測できます・

 1 まちへの愛着、誇りを育むまちづくりすみだのもつ資源を掘り起こすとともに、新たな魅力を創造することで、区民や区内事業者など、すみだで募らし、活動する人々の愛着と誇りを育みます。

【主な取り組み】
    ●すみだ北斎美術館事業【再掲】
    ●旧安田庭園再整備事業
    ●美術館・博物館等観光ネットワーク構築事業【再掲】
    ●すみだ地域学セミナー事業
    ●すみだ3M運動推進事業
    ●両国観光まちづくりグランドデザイン推進事業【再掲】
    ○大学誘致推進事業

これがすみだの「夢」実現構想の裏側ですから夢は夢で終わると考えるのは私だけでしょうか。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第5 [墨田区役所]

20160526-3.jpg[カメラ]墨田区基本計画のキャッチコピーは中身が充実して居ないにもかかわらず「訪れたいまち」の実現」ですが、言うのは簡単ですが実現の可能性はあるのでしょうか。

はっきり申し上げて墨田区は観光の専門家が居ませんし、台東区は浅草だけで観光協会が4つもあり互いに切磋琢磨の競争をしていますが、墨田区は区内に1つしかありませんし、しかも事実上の天下り外郭団体と言わざるを得ません。

この様な状況下で墨田区は何を根拠に「訪れたいまち」の実現」

専門家が居ない状況で効果的な観光施策が行なえるのでしょうか、現実はそんなに甘くはありませんし、仮に実現出来なくてもお役人は誰も責任を取りませんし、これを決めた幹部職員は10年後には誰も居ませんから無責任な事が言えるのです。

将来像の部分をご覧ください「すみだならではの歴史や文化、景観等が織りなす「まちの魅力」で、世界中の人が「一度は訪れたい」と思い、訪れた人は「また来たい」と感じる、「国際文化観光都市」になっています」と書かれていますが本当でしょうか。

これははっきり申し上げて、海外から見れば日本と言う国や東京は知られて居ても、墨田区は殆ど知られて居ませんし、「国際文化観光都市」と言える状態なのでしょうか?

余りにも無責任ですし、何を根拠にこの様な事を述べて居るのか、具体的なデーターの所在や出典が示されていませんからわかりません。

背景の部分を見ますと「東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、本区への国内外からの観光客のさらなる増加が予想され、来街者への「おもてなし」を推進する取り組みを充実させていく必要があります」とありオリンピック特需を当てにしています。

続いて「また、まちの魅力をさらに高めるため、本区の特徴である「ものづくり」を活かした、観光と産業を結びつける取り組みも重要です」とありながら具体的な産業施策に乏しく産業の衰退に歯止めがjかかっていません。

ここで本音の部分が出て来ます「さらに、すみだ北斎美術館や刀剣博物館、江戸東京博物館、たばこと塩の博物館、郵政博物館等、本区はさまざまな美術館・博物館の集積地となることから、文化の薫る、魅力をつなぐしくみづくりが求められています」とある様に北斎美術館以外は東京都や民間の博物館でこの施策は他力本願である事がわかります。

推進していくプロジェクトでは次の事が謳われています。

 1 誰もが安心してまち歩きを楽しめる国際的なまちづくり歩行者空間の整備、区内に点在する美術館等をつなぐ「美術館・博物館プロムナード」の構築や、豊かな水辺を活用した魅力の向上等、誰もが安心してまち歩きを楽しみながら、区内の至るところで「すみだらしさ」にふれることのできるまちづくりを進めます。

 【主な取り組み】
    ●すみだ北斎美術館事業
    ●美術館・博物館等観光ネットワーク構築事業
    ●両国観光まちづくりグランドデザイン推進事業
    ●水辺を活用した舟運事業
    ●道路バリアフリー等整備事業
    ●主要道路景観整備事業
    ●情報インフラ整備事業

主な取り組みで最初にすみだ北斎美術館事業を掲げて居ますが、この美術館はかなりお粗末で、先ず館長が美術や古美術、浮世絵の専門家では無い元両国中学校の校長先生の天下り館長で素人が北斎の何がわかるのでしょうか。

常設展の会場は狭い上に、全く本物の版画や肉筆を展示せずレプリカばかり展示するそうですから、美術館に行く意味がありません。

また、これまでに収集した北斎の肉筆と言われる殆どが私と友人が調査したところ贋作の可能性が非常に高いものがほとんどでしたから、それらを何時展示するのでしょうか。

そもそも北斎専門の研究者が居ない美術館がそもそも成り立つのか疑問ですしう、今後の維持管理に多額の税金が必要になることは間違いないと私は予想します。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第4  [墨田区役所]

20160524-3 .jpg[カメラ]キャッチコピーはすご過ぎの「働き続けたいまち」の実現」ですが、言うのは簡単ですが実現の可能性はあるのでしょうか。

はっきり申し上げて墨田区は経済や産業の専門家が居ません。

専門家が居ない状況で効果的な経済産業施策が行えるのかと申しますと無責任過ぎるキャッチコピーと言わざるを得ませんし、仮に実現出来なくてもお役人は誰も責任を取りませんし、これを決めた幹部職員は10年後には誰も居ません。

こうした耳障り良い言葉の羅列は官僚の常套手段で、自分の任期中さえ無事にしのいで退職金をもらうまでの事しか考えて居ませんから、無責任過ぎるキャッチコピーを並べてそのときだけ希望を持たせて逃げ切ります。

区長が公約で掲げるすみだの「夢」実現構想も前山﨑区長の取り巻きが定年までの時期を乗り切る為の時間稼ぎをして居る可能性があります。

数年もすると墨田区基本計画もすみだの「夢」実現構想もその殆どが実現されない事が露わになる頃には前山﨑区長の取り巻きは高額な退職金を受取りリタイヤしており後は野となれ山となれとなる事が予想されます。

これは墨田区の行政を約20年以上に渡りこれまで調査して参りましたが、同じ事が繰り返されておりますので、こうした傾向から予想出来るのです。

将来像の部分を読みますと、「区民一人ひとりの自助・共助の意識が高まる」とあり、その根拠は何かその意味する言葉を探してみますと「地域で活発な活動が行われることで」とあるだけで何故「地域力日本一」につながるのか意味不明です。

推進するプロジェクトの中に「産業育成」と言う言葉が使われて居ますが、墨田区はこれまで「産業育成」と言いながら逆に産業を衰退させて来た事を忘れてはなりません。

私がオンブズマン活動を始めた頃は、旧庁舎跡地に「ファッション産業の育成」を名目に国際ファッションセンタービルを区民の税金50億円を事実上墨田区と東京都の天下り会社に無利子融資した上に多額の補助金で建設運営されて来ました。

総額ではこれまでに約150億円が使われて来ましたが結果はどうでしょうか。

そのご墨田区の行った事は人材育成を名目に講座やセミナーを行う程度でファッション産業は衰退する一方でその数を減らしてしまいました。

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