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プロも手を出さない危険な外国為替取引(FX取引)にご注意! [各種問題]

090531-2.jpg[カメラ]外国為替取引に必要なチャートをPC画面に表示すると写真の様なチャートが必要だが、チャートは過去の値動きは表示出来てもこれから先の動きを的確に予想するのは実は不可能と言うのが真実です。

最近友人等にあなたは昔為替ディラーだつたのだからFXはどうかと質問されますが、こう答える事にしている「手を出さないのが一番」だと。

先日、昔の為替ディーラー仲間と飲んでこの話題が出た、はっきり言って「分からない」と言うのが真相であり、最近のFXブームが到来後特に難しくなっていると言うのだ。

資金運用のプロである銀行ですら損を出し、為替取引から撤退したり規模を縮小しているのが事実です。

その一方ではFX取引の流行で外為取引の参加者の層が厚くなった事で急激なドル売りに歯止めをかけたメリットも否めません。

かなり前から、私情を反映させない手法としてコンピューターを利用したプログラム取引がありますが、そのプログラムがどうなっているかも分からずにこうした手法を使うのは危険意外何者でも無いと思われます。

多くはこうしたプログラム取引は、チャートに基づく傾向を分析し、そのシグナルから自動で売り買いする仕組みになっています。

しかし、急激な相場の変動を予想する事は無理だと思われます。

私自身バブル崩壊後の大暴落経験していますが、全ての相場が手を付けられない程急激なスピードで下落する恐ろしさを見て来ました。

こうした大暴落の予兆として高値圏相場が乱高下しますので、怖くて手が出せないと言うのが本音で分からない時は手を出さないのが鉄則ですが、こうした時期に売り抜ければ大きな利益が出るのも当然です。

過去にこうした大相場で巨額な利益を出した相場師も最終的には大損をして市場から去っています。

こうした相場を形成しているのが、人間の欲望と損はしたくないと言う人間の不安心理です。

特に売り相場が怖いのは、そのスピードが速く迷う間にどんどんレンジが変りますし、反騰するスピードも速く皆が驚いてしまい冷静な判断が出来ずに大損する事が多いのです。

実際には、売ろうとしても買い手が圧倒的に少ないので、気配値だけ下げて売れないと言うのが本当の所です。

特に危険なのが、値動きは大きいものの市場の参加者が少ない通貨で、こうした通貨ではプログラム取引自体通用しないのではないかと思われます。

また、人間心理の面白さで利益が上がった時はすぐに利食ってしまい、大きな上げ相場を逃し易く、損をする時は妙な自信や期待が先行しロスカットが遅れ大損し易いものです。

こうした外為取引は、90パーセントは損をすると割り切って経済の勉強程度に小額でやるかはっきりギャンブルと割り切ってやるしかないのではないだろうか。


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