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終戦の日、戦争を知る世代の人々が減ると共に忘れ去られる悲惨な出来事とその原因! [大東亜戦争特集ぺリリュー島]

090815-1.jpg[カメラ]南洋戦線で使われた高射砲、背後の建物の壁に今も残る砲弾の打ち込まれた跡、パラオ共和国コロール島で撮影。

実際に激戦の行われたぺリリュー島ではこうした高射砲が拠点毎に置かれていた。

道無きジャングルの中を草を書き分けながら進むと鬱蒼と生い茂った樹木の間から当事のままの姿でこうした高射砲を見つける事ができます。

こうした戦跡を良く見ると空のカートリッジだけが付近に散乱しており、補給を絶たれた守備隊が弾薬を使い果たし、とても物資が豊富な米軍の進行を阻止するどころではなかった状況がわかります。

祖国からの援軍も兵站の補給も無いまま散って行った英霊の事を忘れてはなりません。

こうした無謀な戦争が起こる背景には、情報が操作され国民に真実の情報がが伝えられなかった事が原因だと私は思います。

私の祖父が戦前から戦後まで三井物産におり、世界中を実際に見ていた祖父が当事の状況を私に話して下さった。

その話では、当事から戦争をしたら負ける事はわかって居たと言うのだ。

祖父の話では、デトロイトの自動車工場に代表される米国の工業生産設備といい生産体制や物量そして石油等の資源量から当事の日本の状況と比較すればすぐに判る事だったと言っていました。

現在の日本政府も自治体も国民に本当の事を知らせているのか疑問を感じざる得ませんし、増え続ける国や地方の借金も余りにも膨大になり過ぎると何時かは国民に納得させ負担を強いる時期が来ます。

過去の歴史をふり返るとこうした国民への負担の清算は戦争や革命と言う形で、破壊と流血で清算されて来た歴史がある事を忘れてはなりません。

我々も政府や役所の言う事を安易に信用せず、自らも真相を知る努力を怠ってはならず賢く現在のわが国が置かれている状況を正確に把握する必要があるのではないでしょうか。


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