新型インフルエンザ流行で苦戦する観光バス業界に見る官民格差、観光はスカイツリーに期待 [私の旅日記]
千葉県銚子の犬吠崎灯台。
26日27日と障害者団体のバス旅行で銚子へ行っていました。
銚子は小学校の旅行以来十数回位行っていますが時代の流れと共に少しずつ変わっている様に感じますが、何と言っても楽しみなのが銚子港の魚です。
あいにくバス旅行なので市場へ行けませんでしたが海の幸は堪能できました。
また、バス会社の人と色々情報交換出来るチャンスがありましたので現況を伺ってみますと二重三重の悪い影響を受けているそうです。
リーマン不況後の景気の悪化で只でさえお客が減っている上に、新型インフルエンザで小中学校の修学旅行がキャンセルになり、更に、高速道路1000円乗り放題で乗用車を使う人が増えている事も経営を苦しめているそうです。
今後期待しているものとしては墨田区で建設中のスカイツリーに期待しているそうで、早くも観光スポットとして需要が見込める事は確かな様です。
スカイツリーとセットにするとしたら何処を観光ルートに入れますかと質問してみると、寅さんで有名な柴又だそうで、その次はと尋ねると東京タワーだそうで相変わらず人気が高い様です。
また、浅草とかは入れないのですかと聞くと大型バス用の駐車が少なく不便なのだそうです。
それにしても民間バス会社は冬の時代を迎えている様です。
特にそこで働く人達は労働の割りに賃金に反映されない様で、観光バスのベテラン運転手でも年収400万円程度だそうです。
東京都の都営バスの運転手が平均年収1000万近い事を知っている私には官民格差がここまで来ているのかと唖然としてしまいました。