政治の貧困が貧困層を増している!国民の7人に1人は貧困!貧困率15.7%に見る格差社会! [格差社会]
昭和時代を象徴する景色だが高度成長の恩恵を受けられずその後の景気低迷で貧困に苦しむ国民が7人に1人居る事が貧困率15.7%と言う厚生労働省の発表した数字から明らかになりました。
国民の7人に1人が貧困に苦しみ将来への希望は勿論、生きる事にすら希望を持て無い人達を救済する事など全く考慮される事無く進められる再開発事業には、写真のUR都市機構が建てたこの2棟の建物関連で約120億円の税金が使われております。
しかしながら、ここの家賃等から考えても貧困層の救済が目的ではない事は言うまでもありません。
発表された貧困率15.7%と言う数字は、国際的に見ても世界でワースト4位である事からもわが国の貧困は深刻な問題です。
労働に生きて労働に老い一人寂しく死んで行く山谷の労働者の話を以前のブログhttp://ose.blog.so-net.ne.jp/2009-05-10で取り上げましたが、このままでは「貧困に生きて貧困に老い貧困ゆえに死ぬ」人が出て来るのではないでしょうか。
政治とは人の暮らしの事です。
政治が貧困だから国民の7人に1人は貧困になるのではないでしょうか。
その一方では、我々の税金を湯水の様に使って天下り先を確保の為の無駄なハコモノを作り、ろくに社会に貢献もしないで多額の報酬や退職金を貰い、吸血鬼の様に血税を吸お取る輩が居る様では貧困層を増やすだけです。
これからのわが国に必要なのは、貧困から抜け出せる活力作りと、リベンジのチャンスを与えられる社会構造と新しい産業構造の創造が必要だと思います。
今の時代に必要なのは、政治の貧困から脱皮し、新しい展望と既成の概念に捉われない発想で社会構造や新しい産業構造を再構築して行くリーダーシップが求められるのではないでしょうか。