討議拘束の奴隷と化したもの言えぬ大政党所属議員の現実!福島大臣の更迭に見る制裁! [日本が危ない!国際情勢が読めない日本の政治]
沖縄問題で鳩山総理の嘘が確実になると今度は連立を組む社民党の福島大臣が閣議での署名を拒否したため罷免されました。
これ程国会や日本の政治と言うものが、民意を反映させる事が難しくなっている事を示す良い例だと思います。
民主党や自民党など大政党は党議拘束と言うものがあり、その党議拘束は政党と官僚の癒着から生まれていますので、結果的に官僚の決めた事が議会でも通る仕組みが作られています。
この為、大政党所属の議員は党の方針に逆らう事が出来ません。
これが民主主義政治と言えるのか大いに疑問があります。
本来、国会は全国から選挙で選ばれたそれぞれの地域の代表ですので、地域の声が政治に反映されるのが本来のあり方です。
しかし、官僚と馴れ合う事で巨大化した政党の幹部と官僚との密約や作られその意に反する者が出ない様に党議拘束を作り、所属議員は賛成のボタンを押す機械に過ぎません。
こうした状況が、政党の幹部と官僚との密約だけが優先され地方の声が全く反映されないために、地方の衰退を招く閉塞した政治状況を作り出しています。
政権交代で民主党に期待をした有権者はこの現実に早く気付いて欲しいと願うばかりです。
政権交代しても、官僚の天下りや税金のムダ遣いを実際にどれだけ削減出来たかを考えてみて下さい、結果的に44兆円の赤字国債発行で国民の将来の負担を強いただけではないでしょうか。
参議院選挙の候補者にしても、知名度があり政党の言いなりになりそうな候補者ばかり立てて、何もわからないまま政党の言いなりに賛成票を投じるだけの人ばかりでは民主主義政治とは言えません。
政治家とは行政を監視し、国民の為に予算を配分したり法律を作るのが仕事ですが、現在が国民の為よりも官に都合の良い予算を配分したり、官に都合の良い法律ばかり作られているのではないでしょうか。