最近再び人気を集めている新日本舞踊を鑑賞 [日本文化]
8月2日浅草公会堂で行なわれた新舞踊の公演を観に行きましたが、ほぼ全席満杯の盛況でした。
新舞踊は演歌等の歌謡曲で踊るので、古くからある浄瑠璃、常磐津、長唄の曲で踊る日本舞踊との違いは、誰もが知っている様な曲が多いのでわかり易いのが特徴です。
古典の曲は、独特の抑揚や当事の言葉がそのまま使われて居ますので、今の人には何を言っているのか、どんな歌なのかがわかりませんので親しみが持てなばかりか難解です。
景気の低迷を反映して日本舞踊の段物と言われるものは、舞台装置や衣装、演奏を行う地方、音響、照明、化粧、かつら等で何かとお金がかかります。
新舞踊ではこうした費用を簡略して経済的に負担がかからな様に工夫されています。
しかしながら、費用がかかるものはかかりますので、趣味でされている方はそれなりの負担をされていると思います。
こうした費用が日本の文化を守り後世に伝える為の人材育成に繋がります。
舞踊は健康の為にとやる人は多いのですが、立ち居振る舞いを美しくしたり自己表現力や創造力を必用としますので老化防止に役立つ様です。
芸能人は老け込まないと言われますがこの辺に秘密があるのではないでしょうか。