脊髄損傷患者へ朗報！世界初のＥＳ細胞での臨床試験！米バイオ企業ジェロン社発表

骨折により脊髄が損傷を受けた部位、これまでは骨折した部位の治療は可能でしたが、脳や脊髄の等の中枢神経は再生が不能と考えられていましたが、ＥＳ細胞の発見でこうした治療への可能性が指摘され、マウスでの実験が成功した事は知られていましたが、人体への臨床試験は世界初です。

新聞の報道によると米バイオ企業ジェロン社は、胚芽幹細胞（ＥＳ細胞）と呼ばれる様々な組織に成長する細胞を脊髄損傷患者の神経を保護する軸索と言う組織にＥＳ細胞を投与する臨床試験を14日に行なう事を発表したそうだ。

是非とも成功を祈りたいし多くの脊髄損傷患者に希望を与える事は言うまでもありません。

整形外科の先生に言わせれば脊髄損傷が治療出来れば複数のノーベル賞が取れるほどの大変な発見だと以前言っていたのが印象的です。

こうした研究は、日本でも山中伸弥京都大学教授らが開発した人工多能性肝細胞（iＰＳ細胞）を使う方法でも研究されており今後が期待されます。

アメリカのオバマ政権は、こうした研究に公的助成を認め推進するようだが、それに比べわが国の民主党政権は小沢氏の政治と金問題や尖閣問題でそれどころでは無いようです。

やはり、政治は皆を幸せにする先端技術とそれによって生み出される価値を創り出せる政策を重視すべきではないでしょうか。