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新統合図書館はこんなにあっさり決まった!末期的な区議会のオール与党体制の弊害! [再開発事業に見る官僚ビジネスを追う]

住民が知らない間に寺島図書とあずま図書館が統合され、新統合図書館が作られる区議会の決定はこんなにあっさり決まっている事に驚きます。

しかも統合により廃館となる寺島図書とあずま図書館の後にどう利用されるのかも決まって居ません。

驚いた事に、議会があっても結論が決まっている形骸化された議会で具体的な話し合いが尽くされて居ませんこれで良いのでしょうか。

議員に渡される新統合図書館の議案をこれから皆さんにお見せします。

20110331-1.jpg[カメラ]区から議員に新統合図書館について渡される情報はこの平成20年3月3日の予算特別委員会で出された議案書一枚の紙と下の図面だけです。

20110331-2.jpg[カメラ]寺島図書とあずま図書館が統合され、新統合図書館が作られる訳ですからそのコストの内訳や他の比較材料があっても良さそうだと思いますが、たったこの二枚の紙に記載された内容で判断され議決されてしまうのですから恐ろしいとしか言い様がありません。

20110331-3.jpg[カメラ]墨田区議会での議員の座席表ですが、右から自民党、公明党、民主党、で既に過半数以上を占めてしまいます。

しかも、この自民党、公明党、民主党の3会派が行政と行政のやる事に反対しないという政策協定を結んで居ますから、民意とは関係なくハコモノが次々に作られるのはこうした為です。

20110331-4.jpg[カメラ]平成20年第1回定例会で新図書館の債務負担行為について議決が行なわれ、賛成と反対をどの会派がおこなったかを示す文書で、自民党、公明党、民主党の3会派が行政との協定に従い議決している事がよくわかります。

巨大になり過ぎた大政党政治の弊害で、賛否が微妙なバランスがあっても良さそうな場合でも常にオール与党が常に議決してしまうなら、議会が無いのと同じではないでしょうか。

[ひらめき]本日の都内の放射線量線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)
0.1130.09740.104
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。  


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