生死の境目から生還した子猫イクを取り巻く心優しい人々の連携に感謝! [その他]
先月の5月16日に立花保育園で生まれて間もないと思われる猫が捨てられて居るのを保育園児童の保護者である和田勝美さんが発見しました。
この子猫が発見された時は、まだ寒い屋外に放置されていたせいか、極度の栄養失調と風邪を引いて、両目に角膜炎、低体温症で瀕死の状態である事を知った和田勝美さんはこの猫をタオルにくるんで大急でタクシーに乗り亀戸動物病院へ。
動物病院の先生は、どう処置しても助かる可能性は50%ですと告げながら、低体温であと発見が20分遅れて居たら死んでしまって居たでしょうと言われたそうです。
必死の救命措置によって一命は取り留めたものの角膜炎が進んでおり失明の状態で回復の可能性は低いと医師に言われてしまいました。
角膜炎は初期なら投薬治療で治るのですが、角膜が再生出来ても角膜に濁りが後遺症として残ってしまいます、ましてここまで悪化していては、重い障害が残ってしまう事が心配です。
入院治療の甲斐あって無事命だけは助ける事が出来ましたこの時の和田勝美さんが支払った動物病院の治療費だけでも総額7万円、亀戸動物病院側も動物愛護の観点から本来かかる費用を免除して下さるなどのご協力があり無事退院しました。
退院後は墨田区にお住まいのトリーマーの赤津麗子さんや亀井恵美子さんからの援助を受けて、現在は立花のOさんの御宅で大切に育てられており、通院治療で目の治療もしています。
最終的に引き取られたOさん宅では保育園で拾った猫ちゃんなので名前は「イク」と名づけられ、大切に育てられ、今では元気に育っています。
和田勝美さんは「血統書付きであろうと野良であろうと尊い命であることに変わりない!」と言われ、どんな立場の命であっても、命の大切さを説いていらっしゃいます。
最近、自己中心的な人が多くなったと言われておりますが、愛のある人がこれ程多い事は本当に素晴らしい事だと思います。
真の愛情とは、見返りを当てにすることなく太陽のぬくもりの様に与え続ける事です。
また、古事に「まわりを幸せにしなければ、自分も幸せになれない」と言う言葉がありますが、本当の幸せとはこうした事から生まれるのではないでしょうか。
墨田区内の墨田オンブズマンの線量計の値:0.171~0.160μGy/h(マイクロシーベルト)(午前0時時点)
本日の都内の放射線量
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0645 | 0.0541 | 0.0597 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。