法律の不備を突いて増え続ける迷惑人力車に法規制を！運送事業の許可不要！罰則無！

23日東京スカイツリーの近くまで進出を始めた人力車ですが、歩道上で人力車を走らせたり停車する事は道路交通法で禁止されている筈ですが、この日もこうした光景が見られ歩道を逆走していました。

この業者は度々警察からの行政指導を受けている筈ですが、同じ問題を繰り返しております。

来年5月22日に東京スカイツリーが開業しますが、区営バスすみりんや民間バス路線も多く開業し、更に観光バスやマイカーでの観光客が大幅に増える事が予想されています。

本来人力車は軽車両ですので歩道は走れませんし、歩道も土日や祝日には人で溢れて来ます。

道路が狭い上に、交通量が多い墨田区に幅の広い二人乗りの人力車が溢れては更に渋滞や交通の混乱を招きますし、浅草雷門の様に客引きが横行されては、せっかくの街のイメージも悪くなってしまいます。

また、人力車は浅草の例では当初数台だったものが、今は100台を超え、指定場所以外の停車や客引き、歩道を通行したり、隅田公園内を走るなどルール違反が後を絶ちません。

更に、燈火設備も無いのに日の暮れた時間まで無灯火での走行、自転車ですらブレーキが装備されて居なければ公道を走行出来ないのに、人力車にはブレーキがありません。

また、人力車に派手な広告が取り付けられたりしており、景観上の問題も発生しているのではないでしょうか。

車両に乗客を乗せて道路運送事業をしているのに、道路運送事業法では「自動車」と書かれている為に、法律の不備で資格も免許も車検も重量税も無く、人力車は多額の税金で維持管理されている公道で旅客運送事業が行えてしまいます。

多額の税金や検査費用、保険料を支払って営業される旅客運送事業者と比べると不公平ですし、法の下の平等を謳う日本国憲法の趣旨にも反するのではないでしょうか。

更に、浅草雷門前では人力車が大量に並び、タクシーでの乗り降りも困難な状態です。

こうした状態を野放しにしていていいのでしょうか、浅草の様に短期間で100台を超える勢いですから、こうした状況からあと5年もすれば1000台を超えてしまう可能性があります。

このまま放置すれば、増えすぎた人力車に既得権が作られ、解決出来ない深刻な問題になる恐れがあります。

条例等も検討課題ですが、やはり道路交通法の改正や道路運送事業法を改正すべきだと思います。

やはり、この問題はやはり反響が多く、怒りを感じておられる方からのメール等も届きますし、地方の方からも同様の問題を訴える声が届きます。

迷惑人力車を規制する法改正を法務省や警察に訴える活動にご参加いただける方を募集致します。

ご感心のある方は区の内外関係無く、墨田オンブズマンのHPのメールホームからご連絡下さい。

また、人力車の違反行為を見つけたら、遠慮せずに110番通報をして下さい。

110番通報は、警察に記録が残りますので、常習の違反者は取締りの対象になりますし、法改正の為の貴重なデターにもなります。

是非ご協力をお願い致します。

墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.165～0.145マイクロシーベルト（午後11時～午前0時）