ハングリー精神が無くなったと言われる現在の若者世代の現実!開拓精神を取り戻そう! [産業の活性化には何が必要か]
写真はアリゾナ州内の国道、今から250年程前のアメリカでは西部開拓が行われ不毛の荒野を命がけの旅をしながら開拓が行われました。
地図も無くこの荒野の先には何があるかわかりませんし、何処で水や食料を調達出来るのかもわかりません、この荒野には猛毒の蛇や毒のある植物も多く、こんな事情からウエスタンブーツとカーボーイハットが生まれました。
最近、会社の経営者の方々と会う期会が多くなり、最近の若者はとにかく物欲も金銭欲も無くなり扱いずらいと言う話を聞くことが多くなりました。
経営者の中にはこうした傾向を危惧されている方は多いのではないでしょうか。
例えば、仕事が忙しいから残業や休日出勤を頼むと断られたり、今頑張れば将来は高い地位と賃金を保障すると言っても、そんなものよりも家族との生活が大事だとか言われる事があるそうです。
こんな話を聞くと我々の時代とは大きく考え方が変わって来ている事は感じるのですが、人間は努力無に現在の生活を維持する事が出来るのだろうかと言う疑問と、何かに挑戦すると言うバイタリティー無くして成り立つのだろうかと言う疑問です。
社会に物が溢れ欲しいものが無い、出世したところで見本となる人物が居ない、特に憧れる異性も居ない、特にやりたい職業も無い、お金も必要なだけあれば良いなど、全てに目標となるものが設定出来ない時代になっているのではないでしょうか。
今、社会が求めているのは、これまでの価値観で計れるものでは無く、もっと別の価値観の創造かも知れません。
現在の若者がダメになって居るとはとても思えないのは、東北の被災地でボランティア活動をしている若者達の姿を見れば、働く事を嫌がる人達では無い事が直ぐにわかります。
報酬よりも達成感とか、人の為に何かをする事で相手から喜ばれる事を通じて自分の存在意義とか充実感の方がやる気にさせるのかも知れません。
逆転の発想をすれば、お金で残業をさせるよりも、残業分を休暇で取れるとか、昇進すれば自由な時間が多くなると言う発想に変えた方が良いのかも知れません。
現在は、これまでと違ったものの見方や考え方をしないと通用しなくなるのではないでしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.131~0.121マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)