エンジンオイル交換2回に1回はオイルエレメントの交換でエンジンを長持ちさせ省エネにも! [車の維持管理自分でやって維持費削減]
エンジンオイルの交換の必要性は以前当ブログでお知らせしましたので今度はオイルエレメントの交換について解説します。
写真の白い丸いものがオイルエレメントで、エンジンオイルは3,000~5,000キロで交換する必要がありますが、この2回に1回はオイルエレメントの交換の交換時期に当たります。
オイルエレメントを使用したものと新品のものを並べて見るとその汚れ具合が分かると思います。
内部はオイルを露紙で濾す原理で濾過面積を増やす為に細かく折られたコイル状のものが入って居て写真の外側の穴から汚れたオイルが入り、濾過されたオイルは真ん中の穴を通ってエンジンへ戻されます。
このオイルエレメントは、それ自体を回すとネジで固定されていますので手で回したり工具で回して外す事が出来ます。
この際は、必ずエンジンオイルを完全に抜いてからやる必要がありますし、車種によっては交換時に外すとオイルがこぼれ易いものがありますので、ウエス等をひいてこぼれても大丈夫な状態にします。
新しいオイルエレメントを取付ける際には、オイルエレメントのゴムのシール部分に軽くオイルを万遍なく塗りなじませてから取付けます。
余談ですが最近の日本のハイテク技術で作られた合成オイルは分子レベルまで研究されエンジンやクランクシャフトを保護する構造になっています。
しかしながら、高温に晒され高い負荷にも晒されるオイルは劣化しし易く高性能オイルだから長持ちすると考えるのは大間違いです。
やはり定められた走行距離でオイル交換すべきですし、これを怠るとエンジンの故障に繋がり多額の出費を余儀なくされるか、車その物が廃車となる可能性がありますのでご注意下さい。
オイル交換の目安は日常走行の車は、3,000~5,000キロで交換。
殆ど使わない車は、半年に1回。
タクシーなどの営業用の車、3,000~5,000キロに1回又は毎月1回交換。
レーシングカーは各レース毎に毎回交換するそうです。
オイルが劣化して来るとエンジンの音が変わりますので、オイル交換前と後の音を観察して覚えて居ると音で劣化具合が判断出来る様になります。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.151~0.146マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)