お年寄りが被害！悪質な耐震りホーム被害！明日テレビ朝日スパーＪチャンネルで放送！

昨年5月に区内のお年寄りの方から電話があり、耐震の為にりホームしたのですが家が雨漏りがしたり傾いてしまったので、墨田区や消費者センター、議員にもそうだんしたが何もやってくれない処か逆にボケ老人扱いされたと言う訴えが私の所にございました。

早速お宅を訪問し実態を調査してみますと、家の柱が傾いてしまい障子と柱と接点に隙間が出来ており、雨漏りの跡が確認出来ました。

私自身宅地建物の専門家で、宅地建物取引主任者の資格を持っておりますので、プロの目で見てこの建物には重大な瑕疵がある事に気付きました。

その後、弁護士の先生とテレビ朝日さんとこの問題について相談し、テレビ朝日さんが建築Ｇメンをご紹介下さり番組に取り上げて下さる事になりました。

７月に、建築Ｇメンさんと大工さんを呼んで番組制作の為の下調べをして見ると、大工さんがレザー式の水準器を当てて見ると傾きが酷く、床は最高で1メートル当たり1㎝傾いている事がわかりました。

上の写真はその時のもので、家を支える基礎の部分が、手抜き工事で基礎と建物を固定するボルトが無い（画面中央の穴）為に、画面左の蟻継が持ち上がってしまって居ます。

これは、べた基礎の上に角材を置いただけの基礎で、矢印の部分をご覧ください、浮いてしまって居て何の役に経って居ません。

この部分は、地面から立ち上げた基礎がありその上に家が固定されて居なければならない家を支える為には大変重要な場所です。

この家の主は、地震に備えて耐震工事を業者にお願いしたそうで、墨田区の耐震助成金を受けて工事しているにも係らず、逆に構造耐力が著しく低下させられてしまって居るのです。

図面と照らし合わせてみると、耐震金物や耐震壁となる部分が所定の工事が行われておらず「詐欺罪」になる可能性も視野に入れて調査し、テレビの撮影も足かけ半年を要してしまいました。

詳しい事は、明日、1月10日の午後4時53分から午後7時のスパーＪチャンネルで特集番組として6時頃「老姉妹を襲った悪夢・リフォームで傾いた家…渦中の業者と対決 」と言うタイトルで放送される事になりました。

墨田オンブズマンマンも約半年に渡り取材協力させていただきました、始めた時は真夏の暑い日でしたが今では逆に寒くなってしまいました。

古木逸平アナウンサーも唖然の悪質りホームの怖さがご覧いただけると思います。

5チャンネルのテレビ朝日のスーパーＪチャンネルを是非ご覧ください。

この業者による同様の事例が他でもある恐れがございますので、困りの方や気がかりな方がいらっしやいましたら、震災時に倒壊する恐れもございますので、ご連絡下さい。

墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.160～0.155マイクロシーベルト（午後11時～午前0時）