26年墨田区予算案分析!第6話北斎美術館に多額の税金!区内回遊の促進はポーズ! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]
平成26年墨田区予算案を見ますと11億7千600万円で、更に補正予算書を見ますと墨田区北斎基金積立金に約3億3千万円、北斎資料取得費で約2千500万円の合計15億3千100万円が26年度だけで使われます。
その一方では、区内回遊の促進には僅か約900万円しか使って居ません。
東京スカイツリーの来場者増えてもスカイツリーやスカイツリータウン、ソラマチからお客さんが出て来なければ東京スカイツリー誘致に墨田区は完成前の5年間だけでも83億円も使っていますが、東京スカイツリーの来場者が区内回遊しているのでしょうか。
上は、「東京スカイツリー観光の後は、墨田区内まち歩き」と題された「区内回遊の促進」の為の予算は僅か896万円に過ぎません。
墨田区ではまちあるき回遊を促進する為にこの様なパンフレットを作成していますが、このパンフレットの発行部数は各1万部で、これが置かれて居る場所も両国と吾妻橋の観光案内所と産業観光プラザまち処程度にしか置かれて居ません。
これでは、東京スカイツリーの来場者の何パーセントがこのパンフレットを手にするのでしょうか。
また、仮にパンフレットを貰ったとしても実際にまち歩きをして下さる方は更に少なくなりますし、各1万部配っても実際に区内のまち歩き拠点でどの位の買い物をしてもらえるかを考えますとその効果は極めて少ないと言わざるを得ません。
この予算額の896万円は極めてやる気の無い金額ですし、見せ掛けだけの「区内回遊の促進」に過ぎずポーズとしか言い様がありません。