SSブログ

特定危険指定暴力団「工藤会」トップら15人が組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕の小倉市 [各種問題]

20141004-1.jpg[カメラ]福祉保健委員会視察中視察先の小倉市で特定危険指定暴力団「工藤会」トップら15人が組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕され市内には全国各地の警察から応援が来て厳戒態勢が敷かれていました(写真は工藤会トップらを逮捕した小倉北警察署)。

20141004-2.jpg[カメラ]北九州市の暴力団追放ポスターですが、これまで様々な凶悪な事件を起こして来た「工藤会」についてはこれまで何故取り締まれないのかと言う市民の声が寄せられていたそうです。

20141004-3.jpg[カメラ]実際には様々な排除策を講じていましたが、証拠が無く犯人を特定できず苦戦した居たそうですが、犯罪捜査のための通信傍受に関する法の改正で通信を傍受し犯罪の証拠が明らかにされ逮捕に至った様です。

小倉と言えば人生劇場の歌詞にも登場し昔は日本の社会にもヤクザを英雄視する風潮がございましたが、最近ではその犯罪行為がエスカレートして単なる犯罪組織として認識される様になり、社会から排除されるものに大きく変わって居ます。

今回最高幹部らが逮捕された直接の理由は、最高幹部の野村悟容疑者(67)が、治療を受けていたクリニックで患部の治療の経過が良好でない、看護師の女性(47)の対応が悪いとトラブルになり配下の組幹部らにこの女性の襲撃を指示したと言う呆れたものです。

こんな事をされては、何処の病院も受け入れ無くなりますし、看護師が看護して刃物で切り付けられ重傷を負う様では誰も看護など出来ません。

一人の女性看護師を集団で刃物で襲うのが特定危険指定暴力団「工藤会」となると何処の社会でも受け入れられるものでは無く社会から追放されて当然ではないでしょうか。

暴力団の資金源を断つ事はアメリカのFBIがマフィアの資金言を断つ事で大きな成果を上げた事から世界的に広がり全ての金融機関が犯罪に絡む資金を受け付けなくなって居ます。

また、公共事業等を含む民間の契約も暴力団排除が盛り込まれますので、暴力団員は銀行口座が持てず、全ての契約も出来ませんから携帯電話を持つ事も住居を借りたり買う事も出来ません。

仮に携帯電話を持って居るとしたら違法な方法で入手した可能性がありこれだけで逮捕出来る可能性があり、社会から次第に排除される事が予想されます。

しかし、こうした人達全てが組織を離脱して社会復帰できるかと言えば、それ程日本の社会は寛大ではありません。

今や暴力団は日本の国の敵と認識されていますし、世界の敵へと認識される様になり時間の問題でテロ組織と同等に世界で扱われる事になる事が予想されます。

問題は警察の対応で、事件が起きても直ぐに犯人を逮捕出来なかった事の原因を究明し、再発防止への徹底した監視への取組と予防が問われるのではないでしょうか。


nice!(27) 
共通テーマ:ニュース

nice! 27

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。