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墨田区の子ども・子育て新制度にかかる保育料!子育て世帯の負担軽減の仕組み! [墨田区役所]

20150119-1.jpg[カメラ]これは平成24年度の実績を基に作られた保育園の全体のコストをグレーの棒グラフ、緑が国が定める保育料の上限、赤が標準時間内に於ける保護者負担額、青が現行の保護者負担の平均額を示すグラフです。

墨田区の保育園全体のコストは58億4,091万円で、入所児童1人当たりの年間コストは221万7,503円に対して入所児童1人当たりの年間収入は20万6,284円でその差額の201万1,219円は公費で支払われて居ます。

これは明日の墨田区、日本を担う世代を増やす為に子育て世帯の負担を軽減する為にこれだけの公費を投じても長い将来に渡り墨田区や日本に貢献される人材育成には必要な投資ではないでしょうか。

20150119-2.jpg[カメラ]これは墨田区の子ども・子育て新制度にかかる保育料の利用者負担額の原案でこれよると所得により違いますが所得の最高基準でも国基準の約半額で、墨田区が子育て支援に積極的である事が伺われます。

しかしながら区立の保育園に入れる方は良いのですが実際には待機児童が多く保育園に入れないのが実情です。

20150119-3.jpg[カメラ]これは保育園の年齢別申請者数、入所者数及び待機者数の推移を過去10年に渡り一覧表にしたものですが待機者数については新基準と旧基準何れを見ても待機者が余り減って居ない事が分かります。

私は昨年の区議会第1回定例会で平成26年度予算案では債務負担行為を合わせると40億円近い税金を北斎美術館に投じるよりも今やらなければならない問題は待機児童問題であり約7億円投じれば26年度に待機児童がゼロに出来る事を指摘致しました。

しかしながら区議会では自民、公明、絆、民主、みんなの会派が北斎美術館新築工事を可決させてしまった為に待機児童問題や待機高齢者問題は先送りされてしまいました。

やはりお役人の出す議案全て賛成と言う区議会議員が多すぎてしまいお役人の都合が優先されてしまうのが実情です。

議会ではお役人の出す議案に反対する事は議会で評決態度を表明したり、発言の通告を行い議会で無責任なヤジが多い中で反対討論しなければなりませんしその根拠を示す為にも調査研究しなければならず負担が多いのです。

しかし、賛成するだけなら何もしなくても許されますし賛成の根拠を示す必要もありません。

その結果お役人の出す議案に全て賛成と言う議員が多くなってしまいます。

また、余り社会経験の無い若すぎる議員は会派の長や先輩議員への配慮か何も異論を述べない方が多く何の為に議員になったのか分からない方が多いのには幻滅します。


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