南シナ海にあるスプラトリー(南沙)諸島のミスチーフ礁に見る支那の埋め立の現実! [脱中国!チャイナリスクを検証する]
10日のニューヨークタイムズのトップ記事には南シナ海にあるスプラトリー(南沙)諸島のミスチーフ礁に見る支那が埋め立て強引な実行支配を強めている事が報じられて居ます。
写真はポンプ船が海底の砂を吸い上げてホースで運び岩礁を埋め立てて居る所を撮影した衛生写真です。
こうして行為を米国は「砂の万里の長城」と呼びながら南シナ海での前哨基地として軍事化を進めるのではと地域の重大な懸念材料になっているとしてオバマ大統領も強い懸念を表明しています。
フィリピン政府の発表では南沙・ガベン岩礁やクアテロン岩礁には、複数のクレーンが持込まれ、地上6階建てほどの大型施設の建設が進んでいる様子を写した写真が公表され常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)に約3千枚もの追加の証拠書類を提出して法による解決を訴えています。
支那は平和的な解決をせず強大な軍事力で脅しながら強引にこうして既成事実を作りフィリピン、ベトナム、ブルネイ等の領海や海洋資源を強引に奪って居ます。
日本も尖閣諸島問題では油断ををしますと直ぐにこうした結果を招きますので適切かつ迅速な対応を願わずにはいられません。