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今回の選挙戦で感じた事!安心して子育てが出来る産業構造の必要性を痛感! [産業の活性化には何が必要か]

20150422-1.jpg[カメラ]これは平成27年度予算委員会の時に私が資料要求して作成していただいた資料で「墨田区の児童・生徒数(保育園児、小学生、中学生)の年度別推移のグラフ(過去20年)ですが、最近人口の減少から回復傾向になって居ます。

しかし、今回の選挙戦で痛切に感じたのが墨田区は都心部に拘わらず廃校になった学校が多い事です。

特に上のグラフから小学生の数は20年前から10年前にかけて減少したものの最近の10年間は横ばい傾向です。

人口の減少は直接日本の国力の衰退に繋がってしまいますから一刻も早く上昇へ転じる具体的な対策を取る必要が生じて居ます。

私自身子供が出来て痛切に感じるのは、とにかく子どもは可愛いですし、子供から学ぶ事も多く、育てる側の親も実は社会的に大きく成長するのです。

しかしながら子供を安心して育てられる産業構造になって居ない事も痛感致します。

選挙戦で区内をくまなく移動して居ると前回の選挙の時には元気に稼働していた工場が廃業してしまったり閉鎖されている光景を見ますとこれではいけないと痛切に感じます。

我が国は海に囲まれた島国であり格安なエネルギーが入手出来る国ではありませんから、日本人特有の勤勉さとモノづくりへの拘りを守る為にも、生産を前提にした産業構造にどうしても回帰する必要があります。

その最大の理由はグローバル社会が進み過ぎてしまいますと、その格差に付いて行けない人達が出てしまいますし、そうした人達が仮に切り捨ててしまいますと、結果的に人口を減らしてしまい日本の国力が衰退してしまいます。

グローバル社会の恐ろしい事は国境が無くなる訳ですから常に世界の強いものだけが生き残る訳で、しかも何時その状態すらも振興勢力に覆されても不思議ではありません。

こうなると今はトップでも将来もトップである保証はありませんし、この従業員ですら人生計画の様な長期的な計画は立てにくく、子育ての様な次第に親の負担が増加したりする計画は諦めてしまう方が多くなってしまいます。

更に弱い立場を強いられる非正規雇用や派遣労働をされている方々は、自分自身の生活設計する立てられませんから子育て処では無いのです。

また製造業が衰退する事は単純作業が無くなる事をも意味し、こうした業務は雇用の受け皿となる事を考えますと格差が益々拡大しますから、これ防ぐ意味でも製造業の国内回帰が必要です。

製造業の国内回帰を実現するには消費者の意識を、単に価格が安い事よりも製造者に対して適正なコストを支払う必要性や国産志向を強める事が結果的に日本経済を成長させますし、誰もが安心して暮らせる社会へのコストとして負担する必要がございます。

最近では消費者の国産回帰傾向から製造を国内に移す企業も出ておりますが、こうした企業の業績を向上させる事で更に加速させる必要があるのではないでしょうか。


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