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リニア新幹線に見る日本のものづくりの復活!技術やノウハウを海外に流失をさせるな! [産業の活性化には何が必要か]

20150426-1.jpg[カメラ]ジャパンタイムズの報道によれば4月21日リニア中央新幹線は山梨県内の実験線での走行試験で初となる時速600キロ超となり鉄道では世界最高速度となる603キロを記録しました。

この事は我が国が再びモノづくりの国日本として蘇るきざしを示唆しています。

ものづくり日本が崩壊してしまった最大の原因は日本の政治です。

歴史的にこれを決定的にしてしまったのが田中角栄第64代内閣総理大臣ではないでしょうか。

昭和47年(1972年)中華人民共和国を訪問し周恩来首相や毛沢東共産党主席と会談し共同声明により日中国交正常化が実現しました。

この時に周恩来から「言必信行必果 硜硜然小人哉」と記載された一枚の色紙を渡され田中角栄喜んだそうですが、教養の無い日本の内閣総理大臣がもたらした結果が現在の日中関係になってしまいました。

「言必信行必果 硜硜然小人哉」の意味は「言った事は必ず結果を出せ、 小人(見識の無いい人)はそれしか出来ないものだ」と言う意味で裏読みすれば馬鹿にさてたくなければそれ以上の事をせよと求めています。

この一節は支那の巧みな外交戦略を伺わせ、田中角栄内閣総理大臣が教養が無い事に巧みに付け込んでそのコンプレックスを利用して意のままに動かそうと言う意図が読み取れます。

とかく人は無能な人間程馬鹿にされる事を恐れるものですし、馬鹿にされない為に結果を出そうとあれもこれもやろうとしてしまいます。

その結果一番大切な日本の国民を犠牲してしまう国益を損なう結果になる円借款の供与と対中国経済協力を約束してしまい国民の財産と日本の技術を流出させてしまいました。

結果的に田中角栄は汚職のロッキード事件で逮捕されますが、選挙で自分が有利になる為のばら撒きとばら撒きの費用を得る為に利益誘導型の利権を作り業者から上納させて居た事が立花隆著「田中角栄研究」で暴露されます。

やはり選挙では本当に優秀な人物を選ぶ必要がございますし、本当に優秀な人とは誰かを論語中で孔子は一流の士は恥を知って非義な事を行わない人物であり、立派にその使命を果たすことの出来る人物であると述べて居ます。

更に孔子は二流の士とは二流の人物の事で肉親や近所の人があの人は孝行者だというレベルの人で、識能に関してはそれなりのブレーンが居れば助けてくれるか自分で勉強し習得出来る程度の人であると言って居ます。

三流の士とは正に田中角栄氏では理に合わない事や間違った事でも言った事は必ず実行しようとする人で柔軟性に欠け変化に適応出来ない人は小人と孔子は言って居ます。

能力の欠ける人ほど肩書に拘り学歴とか有名校卒業だとかひけらかす割に、成果である結果を出せないのはやはり自分で勉強し習得出来る程度の人であり更に上の才能や徳が欠けて居る事に気付かないものです。

こうした人が政治を行う事は危険で結果的に多くの人々の幸せを損なってしまうものです。

古来の名君や士族階級は高禄よりも公のためや領民の為に命懸けで職務に取り組ますしたし、職責が全うできない事を恥として切腹するなど命をかけて政治を行って来た事を学ぶべきではないでしょうか。


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