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相変わらず深刻ないじめ問題!ご相談件数が激増!PTSD(心的外傷)で重傷化も! [教育の崩壊と墨田区教育委員会]

20150613-1.jpg[カメラ]これは文部科学省が公表して居る学校内における暴力行為の発生件数の推移を示すグラフです。

平成に入ると少しづっ増えはじめ、波線以降は統計の取り方がだいぶ変わりましたので一概に激増したとは言い切れませんが最近になると増えて居ます。

子を持つ親なら愛するわが子を学校に行かせた結果いじめで命を奪われる様な事が無いか絶えず心配されるのは当然です。

最近数多くの区立学校でのいじめに対する相談が激増しており、教育現場での対応の悪さや教師や教育関係者の注意力の無さやいじめに対する認識の低さには驚きました。

20150613-2.jpg[カメラ]これは文部科学省が公表しているいじめ発生件数の推移ですが、これも波線の前後では統計の取り方が違いますので一概に比較は出来ませんが、統計データー自体が最新のもので平成11年ですから古すぎます。

更に問題なのは、教師や学校関係者がいじめがあっても認識して居なかったり無関心過ぎて見過ごしてしまって居たり、酷い例では意図的に隠されたりして外部には知らされないケースも結構多い様です。

これを知る手がかりとして下記の不登校児童生徒数の推移がいじめの実態を示す事が伺われるのは、様々なケースを見て参りますといじめと不登校が密接に関係して居る事が分かるからです。

20150613-3.jpg[カメラ]文部科学省が公表している不登校児童生徒数の推移でこちらは増え続けて居ます。

いじめが深刻なのは、いじめ防止対策推進法第1条の目的には下記の様に記されて居ます。

「いじめが,いじめを受けた児童等の教育を受ける権利を著しく侵害し,その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず,その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものである」

私の所に持ち込まれる様々な事例を見ますと「児童等の教育を受ける権利を著しく侵害」よりも恐ろしい事が「生命又は身体に重大な危険を生じさせる」事です。

酷い例ではいじめを受けた事がPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)にまで発展してしまい取返しがつかない事態に至ってしまう事です。

PTSDの恐さは、いじめを受けた事が心のダメージとなってしまい、時間が経ってからも、その経験に対して強い恐怖感が付きまとい、生涯に渡り集団生活に入れない人格を形成してしまう事です。

生涯に渡り集団生活や職場等に馴染めない訳ですから就職等をして独立して生計を立てる事が困難ですから、結果的に公的な福祉に頼らざる得なくなって生涯を送る事になってしまいます。

心のダメージとはそれ程恐ろしいものなのです。

PTSDに至ってしまうケースは、繰り返しいじめを受ける事と学校の先生や親がいじめを受けた事が心のダメージとなって居る事に無感覚で、子供が救いSOSのサインを度々出して居るのに気付かず、無理に学校に行かせてしまいますとPTSDへと進んでしまいます。

一度PTSDに至ってしまうとその効果的な治療方法が現在でも確立されておらず、多くは精神科で安定剤の過度な処方で更に体調まで悪化させてしまいより社会復帰が困難になってしまいます。

PTSDまで至らせない事は、いじめを認識したら、子供を無理に学校に行かせない、子供を無責任な学校任せにせず、家庭が子供にとって最終的なシェルターとして守ってあげないと行き場を失い、結果的にPTSDに至ってしまいます。

やはり親は学校は安全な場所では無く、いじめっ子と無関心と無責任な教師で支配された弱肉強食の危険な場所である事を認識し、それなりの対応を取る必要がございます。

子どもを殺してしまったりPTSDで社会復帰出来ない程のダメージを受ける前に危険な学校には行かせない事が子供を守る最善の策だと思います。

更に学校や教育委員会、文部科学省はまだまだPTSDに対する認識が甘く無知ではないかと思う点があります。

本来はいじめの原因となるいじめを主導する子供を隔離して専門の学校で再教育すべきなのに、いじめられて居る子供を転校させてしまう事で、その子が居なくなると次に弱い子がいじめられPTSDを拡散してしまいます。

教育委員会はいじめを行った子供を出席停止すると言いますが、これが返って逆効果で出席停止を受けてもそれを受け入れる筈の家庭が両親共働きで家におらず、子供は外の盛り場等に出かけてしまい更に悪くしてしまいます。

教育関係者は机上空論では無く現場をしっかり確認すべきですし、いじめられた子供の心を読み取れる感受性豊かな繊細な心を持った方が対応に当たらないと子供の心の傷を拡大させてしまいます。

子どもを守れるのはおかあさんでありおとうさんですから、愛情を注いであげて下さい。

出来る限り子どもと向き合う時間を作り子どもの心を理解してあげましょう。


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