リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得の金籐絵里選手を支えた墨田区の企業! [産業の活性化には何が必要か]
8月13日の読売新聞に掲載されたリオデジャネイロオリンピックで競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得の金籐絵里選手の活躍のうらではこれおを支えた墨田区の水泳用品メーカー「フットマーク株式会社」存在があった事を私たち区民は知る必要があると思います。
金籐絵里選手の金メダル獲得への道のりは度重なる挫折と絶望の連続で誰もが諦めてしまいそうな状況を支えて来たのが区内企業である従業員僅か70名の小規模企業であるフットマーク株式会社だったと思います。
アスリートが世界最高峰のオリンピックへ上がる為にはそれを支えるスポンサーが必要ですし、しかも選手とスポーツ用品との連携が優れた製品を生み出し世界市場で日本の製品がシェアーを拡大させる事の両輪が必要なのです。
また、オリンピックの金メダルの数はその国の国力を如実に示すと言っても過言ではありません。
現時点のでの世界の国別金メダル数では1位アメリカ、2位イギリス、3位チャイナ、4位ロシア、5位ドイツ、6位日本、7位フランス、8位イタリア、9位オランダ、10位オーストラリアとなっておりそれぞれの国の国力と関連がある事が分かります。
墨田区の区内企業は実はオリンピック等の競技に深い関係がある事をご存じでしようか。
オリンピック種目である近代五種競技の五種目のうち、日本発祥の競技は「スイム・ラン・射撃」の三種競技でこれは日本発祥のスポーツであり誰でも気軽にチャレンジできるものであり、全てに墨田区の産業が関わって居るのです。
その内スイムとランは繊維産業やアパレル産業の多い当区では言うまでもありませんが、射撃も中小零細企業が多い区内産業が大きく関わっています。
ここでの射撃は所持許可が要らない競技用のエアースポーツガンを利用した複合競技でその事務局の「日本エアースポーツガン協会(JASG)」は墨田区の横川にあります。
そこで三種競技とは何かを解説します。
1種目は水泳(Swimmig)では、一般大会では100m、全日本選手権等では200mを及び早い選手からトランジットエリアに入り準備をして次のランに入ります。
2種目はラン(Running)で、一般大会では300mを3回、全日本選手権等では600m3回を走り、ランの途中で射撃競技(Shooting)を行います。
3種目の射撃(Shooting)は、競技用に開発されたスポーツピストル「公式認定競技銃」を使い直径39.5ミリの黒い円の標的を5枚、その距離5メートルの地点から60秒以内で射撃し全ての標的を倒さなければなりません。
倒せなかった場合ペナルティーなり再びランニング復帰して競技を続けますが、射撃の成績が順位を左右すると言われています。
こうした世界的に墨田区の企業や製品を世界にPR出来るチャンスがいっぱいあるにも関わらず墨田区の産業商業費の予算は年間1億円で毎年1億円の北斎美術館の資料収集基金と同じなのですから呆れたものです。
墨田区は、役人の天下り施設に多額の税金を注ぎ込みますが、区内産業の育成や商店街の活性化には1億円程度しか使って居ません、やはりこうした体質を変えて行かなければ区内産業は活性化しません。
当然、オリンピックでメダルを獲得できる素地がありながら民間任せで、その功績だけが横取りされる区政運営が繰り返されるばかりです。
墨田区の契約が特定の企業に集中する事も含めて変えて行く必要がございますので皆様のご協力をお願い致します。