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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第36話 指名1者で相場の18倍で契約! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160911-1.jpg平成27年3月9日に行われた「コピー機の消耗品等の供給(区議会議員選挙・区長選挙)(単価契約)」では選挙管理委員会の使う複合機消耗品の供給するものですが、総合商社ベンキョウードー株式会社のみ1者しか指名されない随意契約ですが、1枚当たり8円で契約さてれています。

20160911-2.jpgこれが仕様書です。

20160911-3.jpgこれが総合商社ベンキョウードー株式会社の見積書でが、1枚当たりの単価は8円になっていますのこれが適正な価格なのか調べてみましょう。

これに使われるトナーはシャープ トナーカートリッジ MX-51JTBA(ブラック)この価格を調べて見るとアマゾンで純正品 10,500円& 関東への配送料無料 で買える事が分かりました。

トナーカートリッジ1個で10,500円で24000枚プリント出来ますからトナーの価格をプリント数で割ると1枚当たり0.4375円になり、総合商社ベンキョウードー株式会社は1枚当りの単価は8円ですので18.3倍の価格で買う契約がされています。

1枚当りの単価は8円という金額は世間相場の18.3倍のべらぼうな金額で買って居る事が分かりますし、相場は1枚当たり50銭以下ですから、業者は1枚当たり7円50銭も儲かる事が分かります。

区議会議員選挙・区長選挙では、公選法の上の文書や公費請求の文書など大量のコピーが必要になりますので仮に10万枚コピーすれば75万円の儲けになります。

墨田区の契約課が総合商社ベンキョウードー株式会社しか指名しなかった理由は相場の18.3倍の価格である事が分かってしまうので馴れ合い関係で意図的に指名したと思われます。

20160911-4.jpgこれが指定理由書ですが、その内容のご覧ください。

「コピー機が選挙時に常に使用できる状態であるよう、トナーなどの消耗品が切れた場合には、直ちに消耗品の供給を受ける必要があり、また、コピー機の動作に不具合が生じた場合についても、直ちに点検のうえ修理を行う必要があるが、指定業者は区内業者であり機器故障時の緊急対応体制が確保されている」これって当たり前です。

契約課は、「直ちに消耗品の供給を受ける必要があり」と書かれていますが、そもそもトナーの消耗度に合わせて予備を備蓄すれば済む事です。

「指定業者は区内業者であり機器故障時の緊急対応体制が確保されている」と書かれていますが、緊急対応体制とはどの様なものなのかについて一切触れて居ません。

つまり、馴れ合い関係にある事を言いたいのでしょう。

「指定業者は、前回選挙時のコピー機、消耗品の供給契約業者であり今回の選挙においても引き続いて同一機器を借上げるとともに消耗品の供給を受ける必要がある」この部分は前回から同じ業者しか指名していない事がわかります。

前回であろうが今回であろうが、調達価格に一切触れて居ないのは相場の18倍以上の価格である事を馴れ合いで認めている事が読み取れます。

「以上、選挙事務を円滑に執行するため、当該コピー機の所有権を有するとともに、区内業者であり機器故障時の緊急対応体制が確保されており、これまでの履行状況もきわめて良好である同業者を指定する」と馴れ合い関係が強調されています。

つまり墨田区の契約課の契約は価格の競争よりも馴れ合い関係が重視されており、これでは他の業者が実績も作らせない極めて排他的な理由で指名が行われて来た事が分かります。

20160911-5.jpgこれは契約執行伺書ですが、定価格と比較価格は黒塗りにされていますが、ここにはどの様な数字が入るでしょうか?

答えは、予定価格は81.9円比較価格は「設けない」となります。

落札率は97.68%です。

20160911-6.jpgこれが物品売買請書です。

相場の18倍以上価格で契約しながら、山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。

山本区長の認識力を疑いますし、納税者の血税と言う概念が欠如しているのではないでしょうか。


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