放置すれば増税！無駄な公共事業を監視しよう！

◆写真上吾妻橋１丁目浅草通り歩道の工事
◆写真下吾妻橋交差点ミニストップ前（工事前の状態

無駄な公共事業が家計を直撃する

吾妻橋１丁目浅草通りの歩道で工事をしているので見に行った。

ここは数年前に共同溝の工事に伴い歩道が改修されたばかりで、まだ綺麗なのですが工事でレンガを剥がしていました。

何故かと、現場監督に理由を聞いて驚いた。

歩行者通行帯と自転車通行帯を色分けするために全てのレンガを剥がし作り直すのだと言う。

その費用は三つ目通りから業平橋の200メートル足らずで4千180万円かかるそうだ。

あきれて物が言えないとはこの事だ。

現在道路特定財源の暫定税率と言うのがあり、ガソリン１リットル当たり約50円が道路特定財源として徴収され、道路の整備に限定して使うと言う理由で、土建屋行政で問題のある田中角栄総理の時に作られました。

それを加速させる為に、その内の25円分が暫定税率として一時的に上乗せされているのですが、毎回の様に更新され続けて来たのです。

来年３月にはこの期限が来てしまうので、予算をカットされない為に、無駄な工事で予算を使い切り足らないとの数字を出そうとしているのです。

まだまだ使える道路も壊して新しくする、一見よさそうですがその支払いは皆さんの税負担となって返って来ます。

こうした利権屋政治から、利権を崩す政治へ転換して行かなければ私達の税負担や公的負担が増えるばかりです。

無駄な公共事業で潤うのは、天下り先確保の高級官僚と公共事業に利権を持つ人達とこうした人達と持ちつ持たれつの関係にある族議員や政治屋だけです。

2007年11月27日(火)05時53分