放置すれば増税!!無駄な公共事業の実態を知ろう!! [無駄な公共事業]
すみだ区議会だよりに掲載された(仮称)墨田区総合体育館。
検証1、すみだ区議会だよりの偏向記事問題
総工費150億円もする公共事業なのに何故こんなに小さな記事になるのだろうか?
よく見ると(仮称)墨田区総合体育館の基本設計の概要も全く示されていない。
昨日のブログで取り上げた木村たけつか墨田区議会議員の役人の書いた原稿の丸読みに近いどうしようもない答弁があれだけ大きく取り上げているのに比べ紙面の端に隠す様に書かれている事に注目して欲しい。
検証2、(仮称)墨田区総合体育館で150億円の怪
何故墨田区は150億円もかかる(仮称)墨田区総合体育館の基本設計の概要を明らかにしたがらないかご存知ですか?
(仮称)墨田区総合体育館で150億円の謎を追う(第1話)
皆さん、(仮称)墨田区総合体育館で150億円もかかるそうですがこの施設で誰が一番喜ぶのかご存知ですか?
先ず、財務状況23区で最悪と言われている墨田区が何故150億円もする仮称)墨田区総合体育館を作る事が出来るのかをご存知だろうか。
財政破綻している地方自治体などがよく取る方法でPFI(Private Finance Initative)方式、日本語訳すれば民間資金活用とでも言うのでしょうか、この方法は予算の無い墨田区が民間の資金で無駄な公共施設を作り、管理負担を無くす為に民間に管理運営させようと言うものです。
一見よさそうに見えるのですが、墨田区民は次の様な大きな代償を払う事になります。
①墨田区が150億円の連帯債務保証をするので民間企業が破綻したらこの借金が区民の負担になります。
②公共施設の様で民間企業が管理運営するので利用者負担が大きくなります。例えば体育館を使うのに区の施設なら一人100円だった利用料が、民間企業がお金を出して管理運用し、利益を出さなければならないので当然利用料も高くなりますので一人3,000円から5、000円位になる恐れがあります。
③この施設を作る本当の目的は官僚の天下り先確保ですので、こうした官僚達の豪華なオフィスが作られます。
④天下り官僚達の高額な給料や退職金を確保するために墨田区からこうした施設に補助金が出る仕組みが作られます。
⑤こうしたPFI方式を使った事業が成功したケースが少なく破綻が相次いでおります。
⑥PFI参加企業も結果的に税金の投入がある事を見越して事業を推進しています。
⑦30億円も水増しされた体育館の疑いがあります。
墨田区は建てちゃえばこっちのものと、こうした問題をひた隠しにしたまま建設を推進したいので、区民には概要や詳細を知らせないのです。
つづく
明日は30億円の水増しの疑いについてご報告します。