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天下り施設の北斎館(通称墨田秘宝館)全く売れない文化振興財団発行の本は誰の為 第7話 [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

090223-4.jpg[カメラ]墨田区の文化振興財団の入っているビル群(アルカタワーズ)区民の税金で錦糸町北口開発が行われ、役人の天下りの為の外郭団体や特殊法人が賃貸ビル業をしていますが、利益が出ればこうした天下り組織が吸い上げ、損が出れば区民の負担となります。

090223-5.jpg[カメラ]アルカタワーズの内部には複数の天下り施設である特殊法人が入居し、賃貸料は当然税金ですので儲かるのは当たり前です。

写真の一番下には財団法人文化振興財団北斎担当があり、同様の部署が墨田区役所の1階の文化振興課にもあります。

こうした無駄は、景気悪化に伴い当て込んでいた百貨店そごうが撤退しテナントが入らない状況でした。

そこで、墨田区は区の外郭団体をテナントとして入居させる事で赤字隠しが行われていると言われております。

090223-9.jpg[カメラ]墨田区に北斎ビジネスを売り込んで北斎資料の購入で墨田区民税金が無駄に使われた上に、出勤の義務も無く毎月38万円の報酬を受けている永田生慈北斎館建設準備推進監、彼の監修した本が下記にあるが、全く売れない本に多額のお金が注ぎ込まれていた。

090223-8.jpg[カメラ]墨田区の文化振興財団発行の本の売り上げ状況を調べると惨憺たるものでした。

090223-6.jpg[カメラ]書籍の発行部数と発行費を調べて見るとご覧の通り。

090223-7.jpg[カメラ]売上げ状況を調べてみるとこんな物を発行する事自体無駄である事がわかりますし、区民も都民も北斎館を求めて居ない事が明らかにわかります。

「葛飾北斎墨田が生んだ世界の画人」は平成18年発行

発行部数3,000部 発行費用2,394,000円 売上部数109冊 売上金150,900円(19年度)で実際には220万円以上赤字(販売促品費(宣伝費)や保管費用は別)です。

一番お粗末なのが永田生慈監修の「北斎研究」で平成19年には39号と40号の年2回発行。

発行部数1,000部 発行費用合計1,553,450円 売上部数19冊 売上金46,000円(19年度)で実際には150万円以上赤字(販売促品費(宣伝費)や保管費用は別)です。

墨田区は文化事業をやっている事をアピールしたいのかも知れませんが、利権先行で中身の無さが露呈し始めており、このまま北斎館の建設を始めれば、こうした本の売り上げと同じになる危険性があります。

役人は天下り施設を欲しがり、そこへ北斎ビジネスの仕掛人が居て公共事業で潤う人達、役人の手下同然でこんなものを可決してしまう議員。

こうした体質を改めなければ我々の税金はこうした者に食い荒らされ、私達の家計にのしかかる増税や増え続ける公的負担、行政サービスの有料化に苦しめられ続ける事になります。


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