野党に転落した都議会自民党と公明党、民主圧勝で政治がどう変るのか見極めよう！

余りにも選択肢が無さすぎた墨田選挙区は体制が全く変らない結果となった。

今回の都議会選挙ほど国政への不満が結果に表れたと言っても過言では無い様だ、旧態然とした自民公明体制では、官僚の支配から脱却出来ないと見て今度は民主党にやらせてみようと有権者が判断したに違いない。

今後注目されるのが、民主党が東京都をどう変えてくれるかに期待が集まるだろうし、無責任な状態ではまたドンデン返しが起こるでしょう。

昨日のテレビで静岡空港の問題を特集していたが、民意に反して何故空港が作られてしまうのかと言うテーマで本質を見極めようとする特集でした。

結論はオール与党体制で、誰も批判する議員が居なかった事が問題であると指摘していた。

選挙で自民から民主党の知事に替わったものの、その支持母体から考えて空港を止めさせる事は無理な様だと番組は締めくくっていました。

結果的に住民に嘘の説明をし、住民を騙してでも無駄な空港を作ってさえしまえば、後はどうにでもなるとタカを括っている官僚の姿が浮き彫りになりました。

官僚にとって空港は安定した天下り先になりますし、１９００億円と言う巨大な建設費は利権を配分する恰好のエサになる様です。

世界的な不況が叫ばれる中、いつまでも公金が浪費される無責任な政治が行われていては、資源も食料も時給出来ないわが国はどやって外貨を稼ぎ出して行くのか不安を感じるばかりです。