無駄な公共事業のツケが障害者福祉の切捨てへ!役人の身勝手な解釈で制度が使えない [墨田区の障害者福祉行政の問題を知ろう!]
墨田区の障害者福祉制度があつても、新タワー建設に便乗した公共事業に伴う財政難から役人の勝手な解釈でせっかくの制度があっても制度が使えないと言う運用上の問題を痛感しました。
昨日、墨田区の障害者福祉課へ行ってみましたら制度はあってもその運用をめぐり、様々な難癖を付けて制度を利用させない疑いがあると感じました。
墨田区には心身障害者複利厚生と言う制度があって、障害者に対して祝い金及び支度金を支給する下記の制度があります。
種類 | 対象 | 支給額 |
---|---|---|
結婚祝金 | 初めて結婚したとき | 25,000円 |
出産祝金 | 障害者の間(いずれか一方の場合も含みます。)に出生したとき | 25,000円 |
就業支度金(企業等) | 初めて企業等に就業したとき | 25,000円 |
就業支度金(作業所等) | 初めて作業所等に入所したとき | 10,000円 |
詳しくは下記のリンクをご覧下さいhttp://www.city.sumida.lg.jp/fukusinohiroba/syougai/kaiteki/hukurikousei/index.html
そこでこの制度のうち結婚祝い金が対象になると思い、家内と交付の申請に行ました。
疑問1:担当者に1階で戸籍謄本を取って来いとか言われ、戸籍謄本なら墨田区が管理しているので謄本代を払ってまで取る必要があるのかと言う疑問が沸きました。
疑問2:戸籍謄本が必用なら何故墨田区のホームページの内容等の欄に記載されていないのか、仮に、戸籍謄本が他区や地方にある人は二度手間になります。
疑問3:職員の応対の悪さ、墨田区の職員は本来公僕としての使命があり、その使命ゆえに様々な保護や手当てが支給されています。
それなのに、事前に用意する書類等も明らかにせず、申請に行った段階であれが無いとダメだとかこんな条件で無いとダメだと言い出す始末です。
疑問4:法律的な根拠が無いのに、役人が自分達で勝手に決めた運用規定を作り支給を決めているのです。
これは、数年前墨田区が退職予定者にお手盛りで行なった、退職前に特別昇給と言う形で基本給を上げて、退職金が多く貰えるお手盛りをして退職予定者33人に対して平均22万円上乗せし770万円が区民の税金から支出されていました。
こんな事をしているのに、社会的に弱い立場の障害者には、制度の運用をめぐり様々なハードルを設けています。
明日につづく
第3回墨田オンブズマン報告会の参加者募集のお知らせ
開催日時:平成22年4月3日土曜日午後18時より午後20時30分迄
会 場:すみだ女性センター 3階 第2会議室
東京都墨田区押上2-12-7-111
交 通:京成線・都営浅草線・半蔵門線「押上駅」下車A3出口徒歩5分
会 費:無料
ご注意:資料を配布する都合で事前参加申込みが必要です。
定 員:36名
※会場の都合で定員超過が認められません関係で、定員になり次第募集を締切りますので、ご参加希望の方は早めにお申し込み下さい。
申込み方法:当ホームページの情報ポストからメールをお送り下さい。
ご注意:定員を超えた場合と参加申し込みの無い飛び入り参加は出来ませんのでご了承ください。
主要議題:1. 墨田区内の天下り施設とその概要
2. 刑事告発事例の報告(昨年3件、本年現時点で3件)不正を許しません!
3. 再開発利権と役人ビジネス
4. 自覚無く増え続ける国と地方の借金問題について
5. 法律を知ろう!クイズ形式で法律を学ぶワンポイントレッスン
6. 情報交換会、区政に不満や疑問のある方のお話をみんなで聞くコーナーです。