衰退する日本!党利党略で漂流する国家の行方を検証!元々無理だった国家戦略局 [日本が危ない!国際情勢が読めない日本の政治]
夕陽に照らされる富士山、葉山で撮影。
政治主導を大儀名文に作られた国家戦略局は菅直人現総理が設立当事大臣でした、一番戦略に向かない人が大臣になって何をするのだろうと感じた方も多かったのではないでしょうか。
その後鳩山内閣の支持率が政治と金や普天間問題で急低下して菅内閣が発足したが、政府は早くも国家戦略構想を断念したのです。
企業でも戦略を軽々しく言うやっに限って仕事も戦略も出来ないのが大方の評価ではないでしょうか。
そもそも、適切な国家戦略局が考えられる人達なら沖縄の米軍基地問題も中東での自衛の燃料補給やソマリア沖の海賊対策もその重要性を認識していた筈です。
国家戦略を考えるなら資源の無いわが国が食料や石油を輸入し、外貨を稼ぐ為の生産物を輸送するシーレーン(海上輸送路)の安全確保が重要なのは誰しもが理解出来る事です。
石油資源を持たないわが国が、中国等の新興国に資源を奪われたら今日のわが国の繁栄を維持して行く事は到底不可能です。
戦略無き国家が栄えた例がありませんし、党利党略で漂流する国家の行方を不安に思うのは私だけでしょうか。
私が政治の世界で嫌悪感を感じるのが、寄らば大樹の陰で大政党や大組織に群がる政治家達です。
弱い者程群れを造りたがりますが、こんな群れなければ何も出来ない人達が国民を守り生活の糧を確保し希望ある未来に導いて行けるのか疑問を感じざるを得ません。
景気が低迷し雇用情勢も変った今、代企業に就職したから一生安泰とか、公務員になったからと言っても莫大な財政赤字を抱えいつ財政が破綻するかわからない状態で寄らば大樹の陰何て幻想に過ぎません。
こうした事が幻想に過ぎない事を我々は自覚し、大きなものに群れたがる烏合の衆と化した弱い政治家から、独力で未来を切り開ける真に強い政治家を見つけ出すべきではないでしょうか。