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同時多発テロから9年!アブガン戦争はどこに問題があったのか?戦争当事国での体験から [世界経済と日本]

100911-1.jpg[カメラ]ニューヨークのマンハッタン島に高く聳える同時多発テロ前の世界貿易センタービルですが、当事誰がこの様なテロが発生する事を予想しただろうか。

テロ事件から約1ヵ月後にアメリカのロスアンゼルスに滞在しましたが街を行く車の窓に小さなポールを立て星条旗をはためかせて走る車が溢れていました。

それはテロ事件への抗議の意味もあるようですが、アメリカ人の団結と報復への熱い意志表示でもあると感じました。

100911-2.jpg[カメラ]2003年3月20日の戦争を知らせる新聞の記事。

テロの翌年、デトロイト近郊のイーストランシング映画祭の為に再び渡米中、ホテルでテレビを見るとアブガニスタンとの戦争が始まったニュースと共に米艦船からのミサイル発射の映像を初めに、戦場での実際の映像がLIVE中継され始めました。

この日は映画祭の前夜祭のパーティーに呼ばれて居ましたので当然戦争勃発の話題がでましたが、知識人が多いせいか「ブッシュが勝手にやった戦争だよ」と言っている人が多かったと感じました。

この戦争の大儀名文だった大量殺戮兵器も結果的に見つからず、最大の敵だったフセイン大統領は処刑されてもアブガニスタンの治安は回復される事無く爆弾テロが相変わらず続いています。

戦争の恐さは、未確認の情報をさも危険が迫っているかの様な政治的なプロパガンダで危機感をあおり正当化する...そんな事が科学も情報も技術も進歩した今でも通用する事をこの事件は教えているのではないでしょうか。


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