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実在しない美術館が登場するNHKの捏造的番組「北斎・千絵の海」公共放送の嘘その3! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

10120106-1.jpg[カメラ]ホノルル美術館所蔵10120106-2.jpg[カメラ]墨田区所蔵

上の北斎の版画はホノルル美術館所蔵のものと墨田区が平成19年5,008,500円で購入したもを比較する為に並べて示しますとどちらが良い版画であるか一目瞭然です。

NHKの捏造的番組「北斎・千絵の海」で永田生慈資料評価員がもっともらしそうな話をNHKの番組でしていますが、その永田氏らが区民の税金で500万円を超える金額で購入したのが右のものです。

ホノルル美術館所蔵のものと比較すれば、素人でもその違いはわかりますし、価値の無い後摺り版画を5,008,500円で購入し北斎専門の美術館が展示しょうと言うのですから恥ずかしいばかりです。

法廷でもこの購入価格の根拠が、クリスティーズのオークションで出たスイスの収集家べレスコレクションのものだと言うのですが、このオークションで出たものなら販売証明書が発行される筈です。

しかしながら墨田区は販売証明書を出して来ませんし、こうした著名なオークションで出た品物なら販売した方がこれだけの高額な金額ですから来歴を示す為に添付するのが普通です。

私は、裁判所に入手先の業者の古物台帳の文書提出命令の申立を行い、裁判官がこの申立により購入先の台帳を提出させました。

その結果明らかになったのは、業者が英国の貿易商から51点を総額1,682万円で購入しその内5点を墨田区に1,974万円で売却しているのです。

つまり、51点の内墨田区に5点販売しただけで292万円の儲けが出て、残り46点は売れれば全て儲けになる計算です。

そんなに安く手に入るなら著名なオークションで出た品物とは考えにくいと言わざるを得ませんし、平成19年2月4日にロンドンで購入されてものが同年12月20日評価委員会にかけられています。

在庫のリスクが少なく右から左に売れると言うのも不自然ですし、他の業者のものの中には19年11月12日ロンドンで購入され同年12月20日評価委員会にかけられる等タイミングが良すぎるのです。

このデフレ不況で銀座の画廊が店を閉める中、墨田区と言う好餌を得た業者だけが在庫リスクが無く莫大な利益を出している実態が浮かび上がって来ました。

被告側の証人尋問で永田生慈証人は、これを500万円なら安いと言っていましたがその価格の具体的な根拠が示せませんでした。

この不況下で墨田区民は低賃金労働に苦しんでいるのに、500万円が何故安いのでしょうか、これ程私達墨田区民を馬鹿にした話は無いのではないでしょうか。

この程度の状態の版画を購入する事は、地方自治法第241条2項の基金は特定の目的に応じ、及び確実かつ効率的に運用しなければならないとする法律に違反する行為ではないだろうか。

この様な人物に年間1億円もの基金を扱わせる墨田区もお粗末です。

しかも、NHKと言う公共放送が地方自治法第241条2項に抵触しているかも知れない人物の発言を番組のテーマに使う行為は公共の使命を逸脱した低俗なレベルに陥っているのではないでしょうか。

更に疑問なのは、墨田区が購入した時点でなぜちゃんとした写真を撮影していないのだろうか。

墨田区は、法定での弁論の中で版画は傷みやすいから長期間展示出来ないと言っているが、それなら、購入時点の版の状態を画像として保全するのが公金を扱う立場の仕事ではないだろうか。

話は変わりますが、NHKの捏造的番組「北斎・千絵の海」も1月10日の午前11時から再放送されるらしい、実在しない美術館の名前や問題の箇所を皆さんも見て欲しいと思います。

如何にNHKの番組の制作者がろくに調査もしないで、博士でもないえたいの知れない人の根拠の無い論理で内容や事実がねじ曲げられているかを見抜いて下さればと思います。

やはりNHKは客観的な事実を伝えているとは思えませんし、こんな状態で公共放送だなどと言われてしまうと、知識の無い人が無条件に信じてしまう危険があり社会に混乱を来たしてしまいます。

また、NHKの報道姿勢にも疑問があり、政府や自治体など発表する事は取上げますが、自ら取材してその本質を突いた番組が見当たりません。

優秀な番組は、海外の番組を購入してオンエアーしたものが殆どではないでしょうか。

NHKは電波の放送帯(チャンネル)を多数持っていますが、同じ番組が何度も流されるなど多数のチャンネルを持っている意味もありませんし、その中身がいい加減では害になるばかりです。

昔は、紅白歌合戦など多く見られていましたが、我が家ではここ10年以上見ていませんから一般の視聴者も見なくなっていると思います。

視聴率確保の為に、その年にブレークしたり人気が出た人達を集めて放送しても、見飽きていますしそんな脈絡の無い寄せ集めの視聴率集めだけでは何の感動も得られません。

昔の紅白歌合戦が受け入れられたのは、歌手が右も左も分からない新人から出て数々の番組で鍛えられ、その成長の晴れ舞台としてのドラマがありましたが、今はスターを育てなくなっています。

同様の事がNHKの職員の間でもあり、努力して良い番組を作ろうとする人材が育たない機能不全の組織が出来上がってしまっていると感じざるを得ません。

公共放送と言う立場のNHKが、文化振興を大義名分に掲げる官僚利権に迎合したり、擁護する様であれば国民はNHKを見捨てNHK不要論が炎上するのではないでしょうか。


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