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NHKの番組に実在しない美術館が登場!混乱する経営委員会長選びの元凶はここにある! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

10120111-1.jpg[カメラ]NHKの番組「北斎・幻の海」では存在していない筈のすみだ北斎美術館の名前がテロップに登場しています。

こうした問題もNHKの会長選びでの混乱と関係があるのではないかと推測されます。

NHKの経営委員のメンバーを見ますと大学教授や公益法人の役員や大企業の社長らが名を連ねています。

NHKの経営委員のメンバー:小丸成洋委員長(福山通運社長)、安田喜慶委員長兼職務代行(国際日本文化研究センター教授)、石島辰太郎委員(産業技術大学院大学長)、石原進委員(九州旅客鉄道会長)、井原理代委員(香川大学名誉教授)、大滝誠一委員(東北大学院経済学研究科教授)、勝又英子委員(日本国際交流センター常務理事)、北原健児委員(日本民間放送連盟元専務理事)、倉田真由美委員(漫画家)、幸田真音委員(作家)、竹中ナミ委員(プロップ・ステーション理事長)、浜田健一郎委員(ANA総合研究所社長)

こうしたメンバーを見ていると行政主導で設立される外郭団体とよく似ている事が、実感として把握されます。

傾向的にはこうした委員は、お客様で具体的な方針を自ら提案する人達では無く、行政や組織から提出された議題をそのまま議決するだけのポーズでしかない機関なのかも知れません。

10120108-1.jpg[カメラ]墨田区が北斎の肉筆として6,000,000円で購入した「狂言図」ですが、はっきり言って、全体の構図や画法などから考えても人物の表情の描写の巧みな北斎がこの様な肉筆を書くとは考えられないのですが、墨田区の永田生慈資料評価員ら3名は本物だとして購入しています。

葛飾北斎の肉筆は現存するものが極めて少なく何を基準に本物と言い切れるのか疑問です。

すみだ北斎美術館を作る前にこうした怪しい肉筆を再検証する様に求めておりますが、墨田区側は再検証どころか見せる事もしようとしていません。

すみだ北斎美術館の資料購入に大きな疑惑があり、しかも、現在存在していない美術館がNHKのエンド・テロップに流れるのですからNHKのありかたそのものが疑問です。

なぜ、北斎生誕250年を迎えた番組でこうした怪しい肉筆を再検証する特集番組を作らないのか、検証の結果本物ならNHKは大ニュースとして大きく報道し視聴率も獲得出来るはずです。

NHKが本当に公共放送として地位を確立したければ、墨田区の購入した怪しい肉筆を再検証する番組を製作してみてはいかがだろうか。


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