SSブログ

日本を襲う新たな津波!急激な円高が始まった!福島原発事故が世界不安の引き金に! [世界経済と日本]

20110317-1.jpg[カメラ]16日のニューヨーク外国為替市場の動きを見ていると大量のドル売り円買いが行なわれ、あっという間に79円台後半に突入してしまった。

79円台と言うと1995年に記録し、15年11ヶ月ぶりの円高になり、この調子で行けば市場最高値を更新すると思われます。

何故こうした円買いが行なわれたか。

海外の投資家や投機筋は、日本の東北地方大地震の災害復興の為に日本企業が保有する海外の資産を売却する動きが出るだろと予測しこうした動きに出た様です。

写真のチャートを見ると大地震発生の11日の下げよりも16日の下げ方の方が大きいのは、福島原発事故が世界不安の引き金になっている事を意味しています。

これは、エジプトやリビア、バーレーン等の中東情勢の混乱で原油高傾向にあるのに、頼りとした原子力発電がこれ程危険なものであるかが分かってしまいドルが更に安くなると売られたからです。

こうした状況下で円が買われて居るのは、戦後の壊滅的な状況から復興し世界屈指の経済大国になった日本の再生力に対する信頼からかも知れません。

ニューヨーク市場の動きは、日本の東北地方大地震で日本企業が保有する海外の資産を売却するとの懸念からNY株価の暴落し、以下落基調で反対に売られた資産が円買いに向かうとの予想から円買いが行なわれています。

こうした動きは、トレーダー達が日本の東北地方大地震と言う予測不可能なニュースを受けてもっともらしいシナリオを作り相場を大きく動かす事で儲けようと言う意図で行なわれたと思われます。

日本企業が冷静に判断して、海外の資産を売らずに日本の資産を売却して海外の資産を買う動きをすれば、NYのトレーダー達は大損し、日本企業は逆に儲かる可能性があります。

相場はこうした突発的な大事件で大きく動きますが、時間と共に直ぐに忘れ去られ適正な水準に戻る筈ですから、こうした時期に逆張りを行い平静を取戻したら利益を確定させ復興資金に当てれば余裕のある資金を確保出来る可能性があります。

相場の格言に「谷深ければ、山高し」と言う言葉があります。

20110317-2.jpg[カメラ]最近のスーパーの食品(パン売り場)の状況ですが、被災地と関係の無い地域でこうしたパニック買いが行なわれ、お米やガソリン等が無くなるのは人間の不安心理からこうした動きが出ます。

逆にこうした時期はトレーダー達の絶好のビジネスチャンスで大儲けが出来る訳ですが、パニックで不安心理を煽られた人達は逆に大損する危険があります。

やはり平時から物事を大局的に見つめ、過熱した状況を見極め適切な行動を取る必用があります。

更に、突発的な状況でも慌てる事の無い様に生活に必用な物資は一定期間備蓄していれば何も慌てて購入する必用もありませんし、高値づかみする事もありません。

我が家では、水や食品、トイレットペーパー、燃料等は最低一週間、物によっては一ヶ月全く供給が無くても大丈夫にしています。

しかしながら、停電に備えてバッテリーはあるのですが、現実問題として自家発電機が必用ではないかと考えています。

でも、大規模な津波に襲われては備蓄しても流されてしまいますから役に立ちません、こうなると救援体制の確保が重要になるのではないでしょうか。

[ひらめき]本日の都内の放射線量線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)
0.05620.04600.0511
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。


nice!(26) 
共通テーマ:ニュース

nice! 26

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。