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知的障害者を支援する賞賛すべき団体墨田区手をつなぐ親の会の活動にふれて [格差社会]

20110528-1.jpg[カメラ]5月28日に行なわれた墨田区手をつなぐ親の会総会へ行きました。

この団体は知的障害を持つ親が主体の会ですが、長年に渡り知的障害者の自立支援をされています。

具体的には知的障害を持った人でも訓練を続ける事によって健康な人と同じに働く事が出来たり、人生を楽しむ事を事が出来る事を実践しています。

20110528-2.jpg[カメラ]墨田区手をつなぐ親の会の代表大山洋子さんですが、自ら知的障害の子供を持つ親として子供の将来を思い悩んだ末に知的障害者を支援する仕組みを作り出した偉大な人物だと私は思います。

知的障害者にも働く場所や社会に貢献出来る場を作る事で障害を克服し、自立出来る環境を整える事に生涯をつぎ込まれた方と言っても過言ではありません。

区民の皆さんもご存知の生涯学習センター(ユートリア)の1皆のそれいゆさんさんと言うカフェレストランを経営したり、区から街の清掃事業を請負い、区役所内でスカイワゴンと言われる売店で福祉作業所で作られた製品を販売しています。

やはりこうした知的障害を持つ人が働ける場所や活動の場を作る事の必要性を感じます。

こうした姿を見ていると学生時代代々木の予備校に通っていた時に駅前の雑居ビルに狭くて汚い「香蘭」と言うラーメン屋さんがあって、安くて美味しいので学友といつも食べに行っていました。

このラーメン屋さんの従業員は全て知的障害者ですが、黙々と働き安くて美味しいラーメンを作ってくれた光景を思い出させました。

墨田区の人口は現在25万人に達しうち何らかの身体に障害を持っ方が約1万人居て知的障害者はその中の1割ですから役1000人居る計算になります。

この役1000人の方の能力を引き出しせば、働いて生活の糧を得る事や文化芸術と言う隠れた才能を引き出せればすごい力になるのではないでしょうか。

20110528-3.jpg[カメラ]昔テレビ番組の取材で訪問した放浪の天才画家山下清を生み出した八幡学園のパンフレット、山下清は度々ここを抜け出しては放浪の旅を続け天才的な作品を残しています。

天は、誰にもこうした隠された才能を与えて下さったのかも知れません、これを引き出せるのは回りに居る私達の責務ではないでしょうか。

[ひらめき]本日の都内の放射線量

線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)

0.06890.05720.0629

※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。


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