陸前高田の一本松も残念ながら枯れてしまうのか?深刻な地盤の陥没!第7話 [忘れてはならない東日本大震災]
陸前高田へ向かうと住宅街が全て流されたと言える光景でびっくりしました。橋を渡る途中で見えた津波でたった1本残った高田の一本松の葉が赤茶色に変ってしまったのを見てショックでした。
高田の人達に希望を与えた一本松ですが、海に近く地盤の陥没で根の辺りが海水に浸かってしまっている感じで、まさに枯れようとしていました。
写真は大規模小売店舗と言われるスーパーの跡ですが、巨大なショッピングモールが目茶目茶に破壊され、付近には避難出来る高台が遠く多くの被災者を出してしまいました。
これ程頑丈な建物でも巨大な津波が来れば安全とは言えない教訓としてこうした事実を後世に語り継がなければならないと思います。
地元の人に聞いて見ると、津波直後人を救助しようとしても道路が瓦礫とヘドロでとても車が通れる状態では無く、真っ先にやらなければならなかった事は、道路の確保だったそうです。
これを教訓に、災害発生時に緊急車が通れる道路の確保が如何に重要かがわかりますし、人命を救助するにも被災者へ水や食料を運ぶにも道路の確保です。
危機管理は、先ず道路の確保から始めるべきではないでしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.147~0.135マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)