300トンの船が家や車を押しつぶす!気仙沼を襲った津波の恐怖!第5話 [忘れてはならない東日本大震災]
気仙沼の鹿折唐桑駅前に津波で流れて来た300トンクラスの置網漁用と思われる漁船で、巨大過ぎて搬送に莫大な費用がかかる為に所有者は所有権を放棄したとかで、地元では津波の教訓としてここに永久保存しようと言う声もあるそうです。
船の下の部分が焦げているのは、この船の下に一台の乗用車があり、数センチの厚さに潰されてしまい漏れ出したガソリンとタイヤに付近の火災の火が引火した様です。
地元の人にこの船は何処から流れて来たのかを聞いてみると、画面の中央のやや右の方向の湾内から流れて来たそうです。
3月11日の夜にテレビのニュースでヘリコプターからの映像で気仙沼の町が燃えている状況が放送されましたが、当時燃えていたのはこの辺りで、火災の火で車の塗装が焼け防錆が失われた為に多くの車が赤錆びた状態で放置されていました。
この付近はやはり地盤が沈下しており、一見、水没を免れて居るかの様に見えますが、満潮時には道路に巨大な水溜まりが出来てしまいます。
やはり、早く復興する為には気仙沼の被災地全体の土を盛って、新たに都市計画し直す必用があると思います。
政府は、事業仕分けで凍結されていた朝霞の官舎をゾンビ事業として復活させ、工事を始めてしまいましたが、不要不急の工事が先で、こうした被災地の復興が後回しにされる現実を見ますと、政治と行政が国民目線から別の方向に向いてしまっている事がわかります。
やはり、こうした間違いは正すできだと思います。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.165~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)