SSブログ

円相場戦後市場最高値更新!産業の空洞化が避けられないのか、ギリシャ危機再燃! [世界経済と日本]

20111022-1.png[カメラ]円相場戦後市場最高値更新し75円85銭を付け更に上昇する可能が強い相場展開になっています。

この原因はギリシャ国債のデフォルトが深刻さを増している状況下で、公務員のストが慢性化して治安の悪化や街がごみで溢れ交通機関もストで混乱したままと言うありさまで、とても債務など返済出来る状況ではありません。

こんな状況ではどんなに利息を高くしても金融機関がお金を貸すとは思えず、金利が更に高騰すれば利払いでいっそう返済が困難になってしまいます。

当然ユーロも将来的に値下がりするとの見方から、行き場を失った資金が取りあえず無難な円買いへ集中的に向かつています。

本来なら経済が好調な新興国へ向かえば良いのですが、新興国の経済もまだまだ裾野が狭く不安定要素が大きい為にウオンなどが売られていますし、中国も成長が止まりその反動が起こるのではと言う不安感から円が買われている様です。

しかしながら、こ以上円高になってしまうと輸出関連の企業は競争力が失われますので、日本経済に大きな影響が出て来る事は避けられそうもありません。

政府は「断固たる措置」で対応すると言っていますが、国際的な協調体制が無ければ為替介入も効果が無く、利下げで対応しょうにもこれ以上の利下げの余地が無く、更に円高が進行する可能性があります。

週明けの東京市場の株価もこうした状況から大きく値を下げる可能性がありますが、円が買われた資金が時間を置いて株に向かう可能性もあり波乱含みの展開になると思われます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.153~0.143マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


nice!(15) 
共通テーマ:ニュース

nice! 15

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。