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旧庁舎跡地が5億2千万円も安く国際ファッションセンターへ売却のカラクリはこれだ!第3話 [再開発事業に見る官僚ビジネスを追う]

101102-1.jpg[カメラ]不動産鑑定士の意見価格の算定に当たり、鑑定士は「依頼者提出資料に基づくものです」と述べて居ますので、どの様な資料が提出されていたのかを調査してみると、写真の通りの状態で、算出に必要な情報や数字は全て黒塗りされいます。

仮に、この黒塗り部分の数字が改竄されていれば、当然意見価格も大きく変わって来ます。

また、意見価格の算出に必要な周辺の土地の取引価格からの算定の場合は、何時、何処の土地の取引価格を参考に計算したのかも、全て黒塗りにされて居ます。

提出された資料そのものが、正しいものかどうかも追跡調査出来ない様に巧みに隠されてしまっています。

墨田区民の財産が、この様な不透明な方法で算出され、5億2千万円も安く天下り法人に売却され、都合の悪い情報は、区政運営情報を理由に一方的に非開示しています。

そもそも、正当な取引なら何も非開示にする必用は無い筈ですが、非開示にされる部分は作為的に非開示にしていると考えられます。

20120207-6.jpg[カメラ]平成21年3月の区議会では、大切な情報が隠されたまま採決が行われ13億円土地の売り払いが可決されています。

しかしながら、当時の議員がこうした問題を掘り下げて調査しているのか、大いに疑問があります。

そもそも、内容が正確に把握出来て居ない事をこんなに簡単に議決して良いのでしょうか。

一方的に出された情報で不動産鑑定士に「意見価格」作らせ、財産価格審議会では「鑑定士の評価」として議案に乗せ、鑑定評価額と委員に誤認させ、議会の議案には「売却価格」しか載せない。

こんな裏工作がされている事を見ますと、役人の出す情報を丸呑みにする事の危険性を感じますし、自分で調査し自分の目で確認する事の大切さを痛感致します。

[演劇]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.150~0.131マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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