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旧庁舎跡地が5億2千万円も安く売却のカラクリ!第5話 KFCの事業報告書から見えるもの [再開発事業に見る官僚ビジネスを追う]

20120209-1.jpg[カメラ]国際ファッションセンター株式会社(KFC)の第18期事業報告書(平成20年4月1日から平成21年3月31日)には、平成21年3月31日に底地の売買契約が行われたせいか、13億の底地の取引が記載されている。

ここにも、実際には「意見価格」であったはずが「鑑定評価額に基づき」と事実では無い記載が行われている事に注目して欲しい。

20120206-3.jpg[カメラ]不動産鑑定が意見価格算出に当たり、前提として「まえがき」で記載された内容。

「不動産の鑑定評価に関する法律第39条第1項及び不動産鑑定評価基準に基づいて作成された鑑定評価書ではありません」とはっきり「鑑定評価額」では無い事を否定しています。

更に不動産鑑定士は、「依頼者の求めに応じて依頼者の提示の条件で求めたものであって」とあるよう、故意に本来の鑑定価格を下回る価格を出させています。

20120206-2.jpg[カメラ]鑑定士はあくまでも意見価格として依頼者の求めに応じて提示したに過ぎませんが、これが「不動産鑑定士の評価」と言う言葉に歪曲され、更に「鑑定結果に基づく価格」に代わり、区長の答弁と事業報告書では「鑑定評価額」に変えられています。

これはこうした改竄は氷山の一角に過ぎないのものと考えられますので、追跡調査の重用さを痛感しますし、情報が適正に公開されているのかも大きな問題です。

役所の場合、都合の悪い情報は5年で処分されてしまいますので、墨田オンブズマンでは入手出来た書類を電子化してコンピューターで管理するシステムを現在構築中です。

不正な取引や不自然な取引を監視していますので、皆様からの情報提供も是非お願い致します。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.140~0.127マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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