首都直下型地震の東京都の被害想定についてのご報告!墨田区は全体が震度M6強!第1話 [お知らせ]
首都直下型地震が東京湾北部地震(M7.3)が発生した場合の各地の震度想定を見ますと墨田区は全体がオレンジ色のエリアにすっぽり入ってしまいます。
つまり東京湾北部地震(M7.3)が発生すれば震度6強と言ういい気な揺れが発生する事になります。
首都直下型地震が多摩直下地震(M7.3)が発生した想定では墨田区の南部を中心に震度6強に見舞われ、北部地域では震度6弱になると言う想定が出されています。
首都直下型地震が発生すれば東京都内23区の7割が震度6強の地域が広範囲に広がり、東京湾北部地震(M7.3)が発生した場合死者が9,700人出ると想定されています。
また木造住宅密集地域では建物の倒壊や焼失などによる大きな被害が出ると想定しています。
想定される被害の概要(冬の夕方18時・風速8m/秒)を見ますと死者9,700人のうち揺れによる死者が5,600人と多く次いで火災による死者が4,100人となっています。
揺れによる死者を減らすには建物耐震化が急がれますし、火災による死者を減らすには建物の不燃化を急がなければなりません。
負傷者は147,600人が想定され、うち重症者21,900と非常に多く緊急搬送体制の確立を急がなければならない事がこうした資料から読み取れます。
更に物的損害では建物の被害が304,300棟とかなりの数で、被災後の仮設住宅の確保や復興計画も大変重要である事が伺われます。
4年以内に首都直下型地震が発生する確率が70パーセントと言われる今、こうした状況を鑑みますと都も区も無駄なハコモノを作るどころでは無く震災の被害を如何に少なくし被災後の対応の為に資金を確保するべきではないでしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.137~0.125マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)